スパチャという文化

いい年をして(30代後半…)、最近推しのYouTuberさんができた。
ここ2週間ほど、私の可処分時間はその方の動画を観ることと、その方のTwitterをチェックすることにだいぶ吸い上げられている。まずい。まずいのでこの記事を書いている。
(どなたなのかは記事の本質に関係ないのと、ちょっと恥ずかしいので伏せる)

2年前くらいから本格的にYouTubeを視聴し始めて、驚いたのはスーパーチャット(スパチャ)という文化だ。
いわゆる投げ銭で、YouTubeライブの間に視聴者がスパチャを送ると、YouTuberさんがお礼を言ってくれたり、コメントを読んでくれたりする。スパチャは画面にも目立つように表示されるため、高額なスパチャが飛び交えば飛び交うほど盛り上がる。

この文化を初めて知った時は驚いた。
だって、「いつも勉強の合間に見てます!」みたいな中学生とか高校生が、おそらくなけなしのお小遣いから数百円のスパチャを投げてるかと思えば、大人が1万円超えのスパチャをがんがん投げていくわけですよ。
中高生の金銭感覚、狂いません?
別に中高生を必要以上に子ども扱いするつもりはないけど、いま自分が中高生だったとしたら、お年玉とか平気で推しにぶっこんでしまいそう。怖い。

そして何が一番怖いかというと、スパチャのシステムに疑問を感じていたのに、自分の中にも推しにスパチャを投げたいという欲求が生じてしまったことである。もうすぐ推しのバースデー生配信なのである。
人って矛盾した生き物。あーん。
事務所所属の方だったら迷わずファンレターを書くけども(推しにすぐファンレター書いちゃうタイプの人)、フリーの方なので感動や感謝を伝える手段が限られるのですよね…。

まあ高校生はバイトできるからいいとしても、せめて義務教育中の中学生は(15歳未満とか?)スパチャできないようなシステムを実装してくれれば、多少は安心してスパチャ祭りに参加できるのになあ。

※ところで、スパチャってYouTubeが3割くらい手数料持ってくみたいですね。儲かってるなーYouTube!!