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【ビジネス構想策定】01 ビジネス構想策定とは


ビジネス構想策定とは

企業は事業を推進し、事業を拡充させるために、様々な課題解決に取り組みます。課題解決に取り組むためには、経営者層およびステークホルダ−の合意形成が肝要になります。
「ビジネス構想策定」では、課題解決において達成すべき目標を定め、課題解決プロジェクト(施策)のプランニングを進める中で合意を形成をします。


ビジネス構想策定 4つのレベル

企業が取り組む課題解決では、目標を達成するために自らの経営資源を変革します。変革する経営資源の対象とする範囲によりビジネス構想策定を4つのレベルに整理します。

レベル1: 企業グループレベルでのビジネス構想策定
レベル2: 企業レベルでのビジネス構想策定
レベル3: 事業レベルでのビジネス構想策定
レベル4: プロダクト/サービスあるいはビジネスプロセスレベルでのビジネス構想策定


ビジネス構想策定の位置付け

課題解決を4つのステージに区分する場合、「ビジネス構想策定」は最初に実行するステージです。


ビジネス構想策定を実施するとき

ビジネス構想策定を実施するときの例を記します。

新たな組織・事業を立ち上げるとき。
組織・事業を変革するとき。
組織・事業を統廃合するとき。
新たな制度を導入するとき。
制度を変革するとき。
新たなプロダクト・サービスを開発するとき。
プロダクト・サービスを変革するとき。
新たなビジネスプロセス、情報システムを導入するとき。
ビジネスプロセス、情報システムを変革するとき。


ビジネス構想策定における成果

ビジネス構想策定において、経営者層およびステークホルダーが合意すべき事項を記します。

課題解決における達成目標を合意する。
課題解決において変革する経営資源および実現すべき姿を合意する。
課題解決における施策を合意する。
課題解決における投資および効果を合意する。
課題解決 施策を実行する計画を合意する。


ビジネス構想策定アプローチ

ビジネス構想策定を以下のアプローチで実行します。

1.課題解決 達成目標を定める
2.課題解決 変革テコの当たりをつける
3.変革機会を分析し、課題を抽出する
4.課題を評価し、分析する課題を選択する
5.課題を分析し、施策を抽出する
6.課題解決プロジェクト案を評価し、実行する施策を選択する

ビジネス構想策定アプローチでは、「発散および収束」の思考法を用います。「発散および収束」を2回繰り返すことで、課題解決において実行する施策を選択します。



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