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人材エージェントを立ち上げて大変だったことを話します

こんにちは、RtoRの井川です。
 
人材紹介ビジネスに携わる方の中には、将来独立してもいいかな?とお考えの方もいると思います。
 
しかし、実際に独立したらどうなるのか?が未知すぎて独立に踏み切れない方や、独立までは考えていないものの、自分は独立に向いているのかどうか?会社員として働いたほうがいいのかどうか?という点においても「よくわからない」と思われる方もいると思います。
 
今日は、実際に人材紹介会社を立ち上げてみて、一人でエージェント業をやっていく大変さについてお話しさせていただきます。
 

「一人社長はなんでもやります」


 
当たり前のことですが、一人で会社を立ち上げると、今までは会社の誰かがやってくれていたことを自分でやらないといけなくなります。
 
例えば、契約書を用意して郵送するなど、20年間社会人をやってきて一度も自分でやったことがないようなこともやります。いくらの切手を貼れば良いのか?封筒に住所を印刷する方法はどうするのか?戻ってきた契約書をどう保管するのか?など、契約書の作業一つとっても面倒なことが沢山あります。
 
その他にも、PC周りのセッティング、会計処理、請求処理、役所関係の手続きなど、様々なエージェント業以外の作業が発生します。
 
そのような面倒な作業が苦手で、絶対やりたくないという人は会社員として働くことをお勧めします。
 
時々、数名のエージェントを紹介させていただくと、「そんな小規模なエージェントに転職するなら自分でやっても変わりません」と断られる方もいますが、0と1とでは大違いです。
 
既に立ち上がっている会社では、色んなことを既に社長や他の社員が経験済みです。それを踏襲すればいいのと、自分でやるのとは大違いです。
 

「クレームが胸に刺さります」


 
これは一人で会社を運営してみて初めて分かったことですが、クレームを頂くと会社員時代と比べ物にならないほど胸に突き刺さります。
 
「結婚は悲しみを半分にし、幸せを2倍にする」とよく言われますが、それに近いものがあるように思います。
 
つまり、今まではクライアントや登録者からのクレームを受けても、同僚などに共有し、何気なくその中で慰めなどを受けていたんだと気付かされました。
 
一人でエージェントをしていると何気ない強めの一言で相当落ち込むことがありますし、何なら匿名で批判的なメッセージを頂くこともあり、その日は1日落ち込んで仕事が手につかなくなります。
 
私は比較的メンタルが強めのタイプだと思われがちですが、そのような人間でもかなりのダメージを受けることになります。
 

「とにかくモチベーション維持が大変」


 
一人エージェントをしていると一番大変なのは、自身のモチベーション管理です。
 
独立する最大のメリットは「自由」ですが、「仕事をする自由」も「仕事をしない自由」もあります。
 
特に人材紹介のビジネスモデルは売上が0か100かのビジネスですので、自分がサボればその分業績は上がらなくなります。
 
サボったからと言ってお尻を叩いてくれる上司も、競争する同僚もいません。
 
一人エージェントとして生きていくためには、自分のモチベーション管理方法がわかっている人や、一人で仕事をするのが好きな人が向いていると思います。

 
会社員の人材コンサルタントとして生きていくのか?独立して人材コンサルタントとして生きていくのか?を検討されている人は、いつでも相談に乗りますのでご連絡ください。

 
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