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学び効率が最大化するインプット大全

学び効率が最大化なんて努力以外で何か変わるものなのか。
効率よくなんて都合のいい話があるとは思えないけど。
そんな事を思いながら書店でこの本を興味と期待、そしてそんなおいしい話があるはずがないと思いながら手に取ったのをよく覚えています。

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勉強した事や学んだ事を自分の頭の中に落としこむ事がどれほど大変なのか、学生時代や社会人になりたての頃は嫌というほど経験してきました。

物事を覚える一番の近道はとにかく量をこなす事だと思っていた僕にとって、この本は真逆の事が書いてありました。

質の悪いインプットはやめる事。
その、質の悪いインプットが何に当たるのか分からなかった僕ですが、
・インプットとは、読む、聞く、見る、を記憶にして残す事
それは分かっています。

・では昨日のニュースを1分間で、できるだけたくさん思い出してください。
あれと、これと…全然思い浮かばない…

なるほど、闇雲にニュースの情報を見ていても、新聞を目に通していても、それは質の低いインプットなのだと実感した瞬間でした。

インプットに大事な事は量より質である事。
インプットする物はアウトプットを前提にする事。

まずは理解する事が大事で、理解できたら説明ができるようにノートなどにまとめたり、SNSで発信したりしてアウトプットをする。
言われてみれば当たり前だけど、もっと早く気付けていたらと思ったり、ここで理解できて良かったと思ったり、なんとも言い難い気持ちでした。
そして情報の取捨選択が必要なのだということも学び

この本を読んで活用できる幅が圧倒的に増えた事があります。


仕事で言えば、研修のペース配分などの際にアウトプットをする時間とまとめる時間を設けさせる事です。
また、子供に対して、授業や勉強をする際に板書だけすればいい訳ではなく、授業で習った事をまとめる力と、質問する事を前提で話を聞く事。

そして、僕自身が大きく変わった事があります。
本を読む際、本を読んだらすぐ次の本に移行する癖がありました。
それを読んだ本を要約するようにしたところ、ものすごく時間がかかるようになりました。


一日に一冊も読める訳ではないので、一日で読み終えたところのまとめを後ろのスペースのあるページや手帳に書き込む事にしました。
そして、一冊読み終わったところで、まとめのまとめをする事にしたのです。

まず、毎月3冊~5冊ほど読んでいたものが、2~3冊読めればいい方になり、本の出費がとても減りました。
そして、要約する癖をつけるようになってから、インプットの質が格段に上がったと感じております。

今まで見てきた中で、面白いと思った本を読み返して自分なりにまとめてあげる事だけでも、質の良いインプットになるし、自己成長に大きく繋がる事です。
この本を読んで学んだことを、少し手を加え工夫するだけでこんなに活用方法の幅が広がった事にこの本を買ってよかったと思えました。

勉強の仕方一つで効率が飛躍的に伸びる、ためになる本でした。

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