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読書会 第10回

タイトル : 自分の中に毒を持て
著者名 : 岡本太郎  
出版社 : 青春出版社

評価 ★★★★☆

Jantennaです!

最近は読書会の頻度が下がっていますが各々は読書をしているので何よりです。

読むだけでなく、誰かに解りやすく伝えられるくらい咀嚼して実行に移すことで読書といえるのではないかと思う今日この頃です。

■本を読んだ目的
昨年末から年明けの2ヶ月間ほど体調を崩し、3〜4日寝たきりになり1日仕事をしては寝たきりの繰り返しで流石にもうダメかと思う日々でした。

買い物に行けなかったのでAmazonで食品などを購入していたのですが、どういうわけか「岡本太郎/ 自分の中に毒を持て」がお薦めされていてポチりました。
岡本太郎展の影響ですかね。
※後日岡本太郎展にも足を運びました!

■学びになった事
今できることを精一杯してきたつもりですが、岡本太郎さんの概念からするとそれすら卑しいとも言えるなと思えました。

この点については読解力が未熟か事実を受け止められないと辛くキツいかもしれません。
しかし自分を客観視して己を知り受け止めるチャンスとも思えます。

岡本太郎さんと言えば「爆発だ!」で有名ですが意味がやっと解りました!
そして、どう実行すれば良いのか悩むことなく身体の芯からブクブクと力が湧いてくる内容でした。

この本を読み終えて絶望、虚無感、無意味な行動が吹き飛んで、難しい事に挑戦することも失敗も本当に嬉しくて、元気に動くことができて日々のルーティンを続けられるようになり「あぁ生きてる」と実感しています。

ただ生きるだけでなく、それ以上の生きがいを見つけることができる内容だと思います。
読み終えると動き出したくなるエネルギーを感じ一皮剝けた自分に気がつくと思います。

■感想と補足
本や映画、音楽やアートなど何でもそうなのですが、流行り物やベストセラーなどは情報だけが大きく映る様に思えてなりません。
騒がしく感じてしまうので1〜2年は手を出さないのですが、特に芸術家の思想や概念など自分には全く関係ないと思っていましたが全く違いました。

特にゼロから何かを創り出すクリエーターや作家などは心の奥底まで響くでしょう。

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