都心部の 子育て・福祉分野と地方部の農村分野のコミュニティパートナーシップ in 神奈川県横浜市

Social Design Girls 17 (SDGs 17)のテーマはどのように選んでいるのか?という質問をたくさんいただくので、撮影の裏側・テーマ設定について・考察の補足などを行っていこうと思います。

 今回、ご紹介するテーマは、神奈川県横浜市における「コミュニティパートナーシップ」の取り組み紹介です。この取り組みは、前回ご紹介した茨城県筑西市の余剰野菜活用案として、横浜市の子育てコミュニティや福祉コミュニティと連携し、お互いの困りごとを解決するコミュニティ同士のパートナーシップの様子を紹介しています。

 横浜市側は、子育て支援センターで新鮮な野菜をお迎えに来るママさんに手渡したいというご意向がありました。また、近隣の福祉施設では、障がいを持った方ができる仕事をされていました。この2つの困りごとを解決するために筑西市の余剰野菜を活用することにしました。筑西市側は、生産者側の負担を減らすため、根付き・土付きのまま箱に野菜を詰めて輸送します。横浜市側では、届いた野菜を障がいを持った子どもたちが古紙などで包み、福祉施設の運営するカフェや子育て支援センターでお手頃価格にて販売を行います。その売上は、障がいを持った方の工賃の他、茨城県の農場の整備活動などの充てられます。

 このように都心部と地方部の課題をマッチングし、相互に助け合う関係を構築することで、お互いに困った時に助け合う機会を作っていきます。
 
 現在は新型コロナウイルスの影響で実施が困難ですが、やがては横浜市の子どもたちの農業実習を茨城県で受け入れていく構想も考えられています。
 
 このように様々な地域でコミュニティとコミュニティが助け合う仕組みがこれから増えていくのではないでしょうか.

 動画内で手作りマスクの作り方を紹介している様子も必見です。この動画公開後、マスクづくりやマスクファッションが流行りだしたことも社会の動きを記録する意味でも価値があったように思います。マスクのデザインではしゃぐレディの様子などで、新型コロナウイルス流行初めはマスクファッションが新しかったことなどを思い出してみてください。

 Social Design Girls 17 は、インタビューを通して地域の魅力を発信することに留まらず、インタビューをする若者が多様な価値観に触れ、成長し、自ら考えて行動する機会に繋げて欲しいという願いが込められています。

 ぜひ、みなさん応援してください。

 Social Design Girls 17 の詳細は、下記のページをご参照ください。活動に参加したい大学生も募集しています。
https://broup.net/project/sdgs17/

よろしければ、下記のリンクから動画をご参照ください。
チャンネル登録・高評価・シェアのご協力よろしくお願い致します。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLndBlBBI2UN-QRk0moUuydTEua-Ll937j

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