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この本ためになるやん、ウケる



**「嫌なこと、全部やめても生きられる」を読むに至った理由

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①プロ奢のTwitterをフォローしていてウケたから
➁自分が目指していない生き方をしている人の本を読むことも面白そうだと思ったから。
③嫌なことするのはめんどくせぇなぁと思ったからタイトル的に適切かなと思ったから。

「嫌なこと、全部やめても生きられる」を読んでのメモ

・やりたい事や趣味に金がかかる人はバンバン金を稼げばいい。そんなに金がかからない人はのんびりでいい。

・生活コストはできるだけ下げて、無駄なもの(趣味等々)に使うのが楽しいお金の使い方。

・お金をたくさん稼ぐと人生において嫌なことが増える。

・今は便利なものや、役立つものは安価になってきている。だから無駄遣いにはその人自身のアイデンティティが現れたりして希少性が出てくる。

・目標は「立てる」ものではなく、「勝手に立つ」もの。

・目標とは欲望ベースであるべき。

・欲望ベースでないものは遂行するのが辛いし、難しいし続かない。

・目標達成ができない時は自分の目標と欲望がリンクしているか確認すると良い。

・目標は無いなら無いで好きなことをしたら良い。

・人の悩みは「どうしようもないことを、どうにかしようとする」から生まれる。

・自分の幸福を考えるなら、どうにもならないことに頭のリソースを割くのはやめる。

・人生において「できないこと」「やりたいこと」「できること」を明確にしていけば、少なくとも不幸になることは無い。

・自分の人生は自分専用ゲーム。

・他人の価値観や「べき論」に囚われてしまうと、途端にクソゲー化する。

・自分ゲーの攻略法を考えた時に、「できないこと」「やりたいこと」「できること」を明確にしておけば、シンプルなものになる。

・自己啓発本やビジネス書は、他人ゲーの攻略本であることを理解する。自分ゲーと大枠が一致している時くらいしか参考にならない。

・お金の価値は「下がる」。今100万円で行く旅行と、ジジババになってから行く100万円の旅行で、同じルートを辿ることは不可能。だって体力って衰えるし。

・若者の○○離れじゃなくて選択肢が増えただけ。ただの供給過多。

・お金のために苦しさを我慢することは赤字。ストレスの発散に結局お金を使うから。

・「金で時間を買え」的なコトバがあるが、「アナタには時間を金で買った分以上の価値を出せるの?」ということ。

・生活費を下げることは実質給料が上がったようなもの。

「嫌なこと、全部やめても生きられる」を読んで実行すること

・とりあえず、嫌なことは全部「ウケる」

・人への「好き」「嫌い」をなくす

・人への「期待」をやめる


最後に

かなり面白い本だった。自分とはベクトルが違う方の著書ながら、参考になることも多く、見える景色も少し変わるような気がした。

ただ、苦しみを美徳と考えていたり、アツい人にはあまりお勧めできない本かもしれない。

私は正直、頭が硬い、よく言えば硬派な人間なので正直この本はあまり合わないのでは無いかと思った。ただ、思いのほかのめり込んでしまい、こういう生き方があってもいい事や、もう少し肩の力を抜くことも覚えた方がいいこと、自分の人生に応用できること、これらがわかっただけでも読んだ意味があったように思う。

あ、ちなみにこの本、最後の最後にミステリー小説並みの大どんでん返しというか、伏線回収があるので読んで確かめて欲しい。

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