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書評 NHK実践ビジネス英語 アメリカ人の「ココロ」を理解するための 教養としての英語 杉田敏

恥ずかしながら英語は読むのも話すのも、あまりうまくはない。それでもやはり上達したいので、TOEICに何度かトライしているし、英語のテキストもアルクのヒアリングマラソンや安河内先生の本(ここでも書評で取り上げているが)が、なかなかスコアは伸びず、冷却期間を置いて、またトライの繰り返しになっている。

英語が嫌いというわけでもなく、テキストが読めたり、国内や海外で外国人と、自分なりに話して通じたりするとうれしかったりもする。そのうえ、英語学習をテーマにした本や、いわゆる問題集や単語・熟語集も含めて、読むのは好きだったりする。今回読んだ書は、「アメリカ人のココロを理解する」というタイトルに惹かれて、Kindleでダウンロードした。杉田氏は名前は知っていたが、著作に接したのは初めてだった。テキストで取り上げられている、現地でのニュースにまつわるエピソード、ことわざ、ジョークなどをまとめたものだが、その文化や社会的背景、歴史などがわかりやすく、面白く読んだ。

そして、自分の英語学習に足りなかったのは、そうした背景などを踏まえないまま、単語などを学ぼうとしている点があるかな、とも感じた。今後の自分の英語学習に新たな意欲を起こさせる書でもあった。

#書評 #英語学習 #ビジネス英語