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書評 「伝説の社員」になれ！ 土井英司
以前、ビジネス書を紹介するメールマガジンの原稿作成に関わったことがあり、そのなかで取り上げらた１冊が同書だった。当時は読む機会を逸してしまったのだが、最近職場の書庫整理に伴い、同書を発見、読んでみた。
大学卒業後、ゲーム会社からキャリアをスタートさせ、アマゾンのカリスマ・バイヤーなどで活躍するなど、６回の転職を経て最終的に独立を果たした著者が強調するのは、まず会社員として、インパクトのある実績を残す「伝説の社員になる」こと。１章では、「自分の値段は自分で付ける！」と題して、社員といえども「経営者」の視点も持ちつつ、いかに自分の価値を見出していくかを説く。２章では、「付加価値をつければ人生が変わる！」と題し、本当に実践し、成功を収める５％の人材になるためのセオリーを示す。３章は、「最強の自分マーケティング」と題して、マーケティングの視点から、自分の売りをどう出していくに焦点を当てる。４章では、これらを踏まえて「伝説の社員になる」ための重要性を説く。時代が変化するなかで、どのように自分を売っていくかを知るには、損はない１冊。