文章を書いてお金をもらう仕事に就いたので目標語る

2022年、色々あったけど一番大きかった出来事は、職を変えたこと。

新聞記者になった。

文章を書いて、お金をもらう仕事についた。

この仕事を始めてまだ少ししか経ってないけど、いくつか気づいたことがある。

まず、仕事中にも関わらず外をいっぱい歩けるのが嬉しい。
前職は事務仕事だったので、天気がいい日に、「あー今日もオフィスで1日缶詰か、、、」と思いながら出勤するのが憂鬱で仕方がなかった。まあ、仕事を始めてしまえばそんなことも忘れ、気づいたら外は暗い。

でも、今は取材をしにあちこちに移動。天気がいい日はお日様のもと意気揚々と街を巡る。
歩く量も断然増えた。
たくさん運動しているからか、たくさん食べてもあまり太らない。太るから、とご飯を我慢しなくていいのもストレスが減った一因かもしれない。

前職でオフィスにいるときは、常に見られている意識だったけど、今は1人行動も多くほっと息をついたり思考をゆっくり巡らせられる場面が多い。

そして単純に、人と話すことが楽しい。

人の話を聞いて、それを文章にして皆に知らせる。まだ皆が知らないことを知るのは楽しいし、それを文章に落とし込むのも楽しい。

前の仕事では、正直「自分の代わりはいくらでもいる」と思っていた。でも今の仕事は、私だからできる仕事があると実感できる。聞いたことを言葉にしなければ、その情報を誰も知ることはない。

自分が知り得たことを、どんな言葉に置き換えよう。
そう思うだけで、大変だけどわくわくする。同じ話を聞いても、書く記事は一人一人違うんだと思えるから。当たり前だけど。

あとは、文章が上手な人がいっぱいいる。

新人の私が初めて書いた記事は、赤がいっぱい入って返ってきた。指定のとおりに直していく。自分の文章が、どんどん綺麗になっていく。最後には、あー新聞記事っぽい、となる。それが楽しい。

記者の先輩たちは、私の何倍ものスピードで記事を書くし、着眼点も的確。
相槌も、話を引き出すのも上手い。

「〇〇さんは、上手にまとめてくれるから」
「この間は、記事にしてくれてありがとう」

取材先から感謝と信頼の言葉を受け取っている先輩たち。
皆さんを尊敬すると同時に、

私も負けたくない。

とジリジリする私。
こんな感覚、仕事で味わうのは初めてかもしれない!

そんな私の今の目標は、文章で生きていけるようになること。
話す技術、書く技術をどんどん磨いて、これが私の売り物になるように、修行を重ねていきたい。
できれば、これを長く付き合える仕事にしたい。もちろん長い人生、これから路線変更もあるかもしれないけど。

そして、そのあとにある大きな夢は、
自分の言葉を持って生きること。
分厚い、軸の太い人になること。

今までの人生で、尊敬する大人にたくさん出会ってきた。自分の信念を持って、惜しみもなく他者に貢献している人たち。

その人たちに共通しているのは「分厚い人だな〜」と感じることだった。

それは、物理的なことではなく、、、物事を深く考えているというか、経験をもとにした説得力があるというか、、、

何かが、背後にすごく見える感じ。

私も分厚い人になりたい!と漠然と思っていたけれど、どうやったらなれるのかあんまり分かっていなかった。色々経験したらいいんかなと思うくらいで。

そんなとき、最近ハマっているYouTubeチャンネル「せいかつ編集チャンネル」の大木春菜さんの言葉がめちゃくちゃピンときた。

「せいかつ編集チャンネル」は、自分を整える手帳術を伝授してくれる素晴らしいチャンネル。可愛い文房具を見ながら、大木さんのお話を聞いてるだけでも癒される。ちなみに、大木さんも私的に「分厚い」と感じる人の一人。

メモについて紹介いただいてるこの動画。
そのなかで、大木さんがこんなことを言っていた。

「自分の言葉を持っていると、本当にそれが自分軸になるんですよ」
「(なんでもメモして、考え深めて、それを第三者に発信する)と絶対に自分の言葉が育って自分の軸が太くなっていくと思います。」

なるほどーーー!!!

思い返すと、確かに今まで私が「分厚い」と感じてきた人たちは「自分の言葉」を持っていたように思う。

どんな質問や言葉を投げかけられても、自分のなかに言葉を持っていて、自分の人生のテーマを表現できるブレない強さがあった。

それは単に経験を重ねただけではなくて、目の前の出来事と向き合って、思考を重ね、自分の言葉を育ててきたからなんだろう。

分厚い人になるためには、色々な経験をすることに加えて、自分の言葉を育てていく必要があるということがよーく分かった。

理想の人物像に近づくステップが見えてきたので、これからはちゃんと夢として宣言できそうだし、自分にとっても今後の人生で大切にできそうな想いとなった。

今の仕事で書いて書いて書きまくり、あとは大木さんを真似て来年は手帳をつけて、自分と対話する時間をじっくり持てたらいいなと思う!

2022年の終わり、私が抱いている夢や目標の話でした。

いしかわゆきさん『書く習慣』の書く習慣1ヶ月チャレンジDAY1「今抱いてる目標や夢」からテーマをお借りしました。

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