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【ブログ】銀座日本橋にあるここ滋賀に行ったら美味い肉と見覚えのある飛び出す男の子がいた話





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……



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…?


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……

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…なんで?



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こんにちは。クロシオです。

最近仕事場が日本橋駅近くになり、仕事帰りに道を覚えようと歩いていたのですが…



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滋賀?

ここ滋賀?』なにこれ。セレクトショップ?

セレクトショップってこんな立派な店構えな事ある?

もっとこう、細〜いビルの一階にちょこんとあったりするイメージだったけれど。すごいな…日本橋駅の真上だぞここ。

まあいい。そこは良いんだけれどね。



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お前なんでいるんだよ。


知ってるぞお前。アレだろ?田舎の、見通しが悪い交差点とかにいる「飛び出し注意!」の男の子だろ?絶対ペイントで作ったろ、って感じの奴。

何故ショーウィンドウに当たり前のように居るんだ。お前のどこに誰が飛び出すんだ。見通し良すぎる広〜い交差点なのに。

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う〜ん、気になる。


いや、どうせ滋賀県発祥のキャラクターだとか、そんな感じだろうとは思う。大体想像は付くけれど、この子そんな推されているような奴なの?

…よし。明日出勤前にここに寄ってみよう。

あの小僧の正体を暴いてやる。



ー① 滋賀県のセレクトショップ『ここ滋賀』ー


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というわけで、改めてやって来ました、セレクトショップ『ここ滋賀』。

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振り返れば高島屋がすぐそこにある、日本橋駅のど真ん中に立派な「滋賀県」がここにあります。



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昨日から色々調べていましたが、2017年からあるみたいですね。

大通りに突然現れる『ここ滋賀』の4文字は、思わず目を向けるシンプルかつ強力なイメージがあります。日本橋の中に無理矢理、滋賀県の領域を展開している力強さを感じる。


取り敢えず店内へ。

まずはこのお店を堪能しましょう。

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あー、これこれ!

セレクトショップってこうよね。

ちょっと質のいいお酒や食べ物なんかが並んでいて、「折角だから買うか〜」ってなるのよね!

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地酒が飲めるバーもあった。

メンチカツサンドなんかも売られており、店内は美味しそうな香りと落ち着いた雰囲気で心地良さが溢れていました。ゆったり見て回れる、「当たりのサービスエリア」って感じ(伝われ)。

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伝統工芸品や、衣類なんかも欠かせないよね。正直こういうのはあんまり興味は無いんだけれど、『古くからあるアレ』の由来を知るのは結構好きだなー。

(※伝統工芸品は陶器などがありましたが、撮影禁止だったため割愛。)

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…うん、もうさっきからチラチラ映ってるけどさ、めっちゃ居る。奴が。

こう、小さいステッカーが何枚か置いてあるくらいのイメージだったんだけど、全力で推してるわ。


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ひこにゃんと同レベルで推してるじゃねえか。

ちょっと待っててくれ。ここ結構気に入ったからもうちょっとこの空間を楽しませてくれ。

お前の事は一旦後回しだ。今は滋賀県を楽しみたいんだ。


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フロアガイドを見てみると、2階はレストラン、その上はテラスになっているらしい。

時間もお昼前だし、これは行ってみなきゃな。

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レストラン『滋乃味』

近江牛が堪能できるレストランらしく、楽しみと共にちょっと財布が心配…。

階段を登りつつ、調べていたら…


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琵琶湖のWi-Fi拾っちゃった。

笑うわこんなん。店名と言いWi-Fiと言い、ネーミングのパンチ力強いなここ。


ー②レストラン『滋乃味』ー


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いやー…階段登っていく段階でね、もう、肉が!!肉の香りが!!

暖簾を前に期待は高まります。

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アイツも居ますが、今は気にせず進みましょう。

店内全景の写真は省略。

お昼の時間だった事もあり、店員さんも忙しそうにしていた為、申し訳なさが勝りました。

HPや食べログを見てくれ。まんまこれでした。


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ランチのメニューはこんな感じ。HP通りでした。やはり結構良いお値段。さすが銀座。さすが滋賀。(?)

うーん。やっぱり多少値が張っても近江牛を食べたいなぁ。店内も本当に肉の良い香りが漂ってるし…。

悩んだ結果、1,800円の『週替わり近江牛プレート』を注文。



まあ、そうは言ってもね、私も多少社会人経験はあるので、美味しいお肉も何回かは食べた事あるんですよ。

なのでそんなに期待し過ぎない位がいいのでは無

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ウオァアアアアアァアアアアアアアアアア!!!!


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アアアアアァアアアアアアアアアアァアアアアアァアアアアア

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アアアアアァアアアアアァアアアアアァアアアアアァアアアアア!!!!


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アアアアアめっちゃ美味かった。

もうね、トロットロ。高い肉ってこんなトロットロなのか!!!

滑らか〜で優し〜い食感と、とっても濃い肉の味。半端ない量だったけど一気に食べたわ。

やべ〜。近江牛舐めてました。もっと舐めたい。また来よう本当に。


ー③テラスー


一気に食べた近江牛の丼。量がかなり多かったので、結構お腹が苦しい。

屋上があるそうなので、そちらで休もうと思います。

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先程のレストラン、帰り際にお茶(もしくはコーヒー)の持ち帰りサービスを行っており、ありがたく頂いた。何茶だか知らんけど美味〜い。透き通る爽やかさ。

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こちらが屋上。

琵琶湖や滋賀県の催し事の紹介が展示されており、窓からは日本橋の景色を眺めることができます。

ラッキーな事に誰も居らず、静かな空間を独り占め出来ました。

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あぁ〜。一息。

苦しいお腹を爽やかなお茶で中和し、休憩。

めっちゃ良いじゃん、『ここ滋賀』。

滋賀県の事は全然知らないし、琵琶湖も見た事無いけれど、この施設がとっても素敵。次は1階にあったメンチカツサンドも食べてみよう。レストランもまた来よう。お金貯めて。

滋賀県もいつか行きたいなあ。

あ〜良かった。



…そろそろ仕事行かなきゃな。だる〜。




ー④飛び出す男の子『とび太くん』ー


仕事も終わり、帰宅しました。

さあ。『ここ滋賀』に癒され過ぎてどうでも良く良くなって来てたけれど、奴の正体を調べるぞ。

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ここ滋賀』のお陰で名前が分かったからな。インターネットの力で貴様の正体など丸裸にしてやれるわ。ググるぞー。


調べた所、上記Mahorovaというサイトが真っ先に出て来ました。

その他のサイトとも幾つか照らし合わせてみた所、あの男の子の正体は以下のようです。


●『飛び出し人形』の発祥は滋賀県が【最有力説】

・諸説あり、100%では無さそう。

「飛び出す男の子の看板」という物自体は、全国で同時期から、同じような発想で作られていた可能性が否定できないみたい。これ自体はカカシと同じ発想だしねえ。みんな考えつくよね、と言われりゃそりゃ否定できないか。

まあそもそも、「版権キャラで金儲け!」みたいなものではなく交通事故を防ぐ為の看板なのだし、結果として事故防止に繋がれば由来なんてどうでも良いとも言える。


●『とび太くん」の版権は 久田工芸という看板屋さん

・現在の「赤い服」「ペイントの丸を集めて作ったような顔」のあの子のデザインは、久田工業という看板屋さんが由来みたいです。

ゆるキャラのような扱いで人気が爆発し、全国で愛されるキャラクターになったのだとか。交通安全のためのキャラクターの筈なのに、何で人気に火が付くかは分からないものですね。

人気が出るほど交通安全に貢献できるという、不思議なキャラクターである。



●設置数は滋賀県が最多

由来はともかく、全国で1番推しているのは久田工芸のある滋賀県で間違いない、といった感じ。

こちらのサイトに纏まっていましたが、色々な種類の『とび太くん』がおり、版権とか大丈夫なのかと心配になるような物も。

交通安全を願う役割を果たせばそれでいいようなもんなんでしょう。たぶん。


そんな感じで、現在の赤い服を着たあの姿を描いた久田工芸さんが滋賀県にあり、設置数も日本一が故、『とび太くん』は滋賀県のシンボルマークとなっているみたいですね。


ー 終わりにー

日本橋から始まり、『ここ滋賀』、そして『とび太くん』の文化と歴史を垣間見た今回。変な地元紹介ブログみたいになっちゃったな。全然行ったことすらないのに。

レストラン『滋乃味』が本当に美味しかったので、是非行ってみて欲しいです。そこだけ覚えてくれれば良い。

『とび太くん』は東京では中々見かけないよなー。住宅街とかにはいるのかしら?

何にせよ、結果としてその名前と顔が「事故防止」のイメージと共に広まるのであれば、メチャクチャ良い成功例である。

慣れない道を運転している時でも、あの顔を見つけたら「スピードを落とす合図だ」と、世代を超えて分かりますものね。

とび太くん、これからも全国の交通安全のため、その顔を見せ続けてくれ。

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次はこれを買いに… いや、要らないかな。

それでは以上、クロシオでした!!







『ジモコロ』でも特集してたのか…。

オモコロっぽい記事を書きたいと思ってたら本家が先にやっちゃってたよ。書き終えてから気がついちゃったからいいか。









回ればいいのよ元々空気