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自己紹介 続き

序文

いやはや、お久しぶりです、ということで。数日前に初投稿してから、思った以上にいいねがついたし、フォローをしてくださった方も数人だが、いた。あんな長々とした駄文でそのような反応を頂けたのはとても嬉しいです。さて、初投稿をしてからというものの、他の方の記事も色々読んでみた。そこで分かったのは、自分の投稿の無秩序さである。まずそもそも、皆さん見出しをしっかりつけてらっしゃる。なるほど、読みやすい。僕のとは大違いだ。そして、ちゃんと自分の好きなものや仕事に触れている。
確かに!自己紹介っていうのは「好きな食べ物」「趣味」などで構成されるものだった!ということで、今回では「初めてのnote~take2」ということで、よりライトで読みやすい記事を書きたい。(見出しもつけている)

好きな食べ物

沢山挙げても仕方ないので、二つ。

①ラーメン

まず1番食べる頻度が高いのは、ラーメンだろう。僕は恥ずかしながら、食べログのサブスク会員なので(情弱なのかも知れない)、地域のランキングなどが全て見られる状態なのだが、大阪府内のトップ100のラーメン店うち9割は実食済みである。これって、普通に凄くない?まだ23歳とかですよ。(というか、この表明で僕が大阪府に住んでいることはほぼ明白になってしまった。大丈夫なのか。)
そんな僕なので、よくおすすめのラーメン屋を聞かれる。そのくらいしか僕は他人から質問されない。そして大抵その答えは「カドヤ食堂」である。これ、関西に住んでいるラーメン好きの方ならわかるのだが、全然食べログ府内一位のラーメン屋である。サブスク会員でなくても見られるTOP5に、余裕で入っている。上位100店舗ほぼ食べてなお、そういう答えを僕はしてしまうのだ。結局1番人気なところが美味しいさ。まあ、普通の人ならこの回答をされた後はもう僕にラーメン屋の話は振らないだろう。というか、「ラーメン屋の百名店ほぼ制覇してて云々」の話自体嘘なのでは?と疑われかねない。

「カドヤ食堂」のつけ麺、本当に美味しい。
ラーメンじゃなくてつけ麺かい、という話でもあるが。

②カレー

ラーメンは食べる頻度が異常なので(ただ一つ言いたいことは、僕は太っていない!)その次を挙げるのはなかなか難しい。というのも、僕は大抵の食べ物、料理が好きだからだ。まあそれでも、二番目はカレーだろう。カレー屋さんも、かなり行っている。大阪府内のカレー百名店は体感7割くらい食べたはずだ。(百名店については、各自で調べてほしい。カレー百名店westに選出されたカレー屋は府内で82店舗ある。ちなみに、先述のラーメン百名店は大阪府内だけで100店舗選んでいる。ややこしい。)ただ問題があるのは、僕は府内のカレー屋で現在一位を誇っている「ボタニカリー」には行ったことがないのだ!これは長年コンプレックスで、つい数日前も阪神梅田9階に入ってる方のお店に行ったのだが、売り切れであった。それもそのはず、こちらの梅田店もすでに百名店入りをしているのだ。
そのうえで、自分のベストカレー屋を選ぶとするなら…「セイロンカリー」だろうか。「セイロン」とある通り、このお店はスリランカカレーのお店である。れっきとした百名店だし、とびきり美味しいのだが、やはり自分がスリランカカレーと初めて出くわしたお店なので、堂々のベストである(何様だ)。これを読んでいる方はスリランカカレーをご存知だろうか。それは、ご飯があって、カレーがあって、ここまでは普通のカレーなのだが、さらに副菜的なものたちが数種類、ご飯を取り囲むように配置されている、というものだ。そして僕たちはそれを一種類ずつ食べてもよいし、混ぜて食べてもよい。(人気podcast番組「奇奇怪怪」パーソナリティtaitanは

「イニシアチブがこちらにある、ずっと俺のターンみたいなプレート」

2024年7月24日配信「結局cero最強」より

と表現した。)ただ、混ぜたほうが圧倒的に美味しい。混ぜることでマジックが起こる、そんな食べ物なのだ。ちなみに、副菜のひとつひとつは正直何かわからないのもある。オクラだったり豆のカレーだったりする。正確には、副菜たちは「カレー」という名前ではないし、そもそもこのお店でメインで食べられるメニューの名前も「カレー」ではなく「アンブラ」という。(「スリランカの田舎のお母さんが作る家庭料理のこと」らしい、素敵!)
そんな感じで、なかなかハードルが高く思われそうだが、一度食べてみてほしい。本当に美味しい。一つハードルを下げられそうなことを付言するなら、このお店のカレーは、そんなに辛くないということだろうか。
このお店でのスリランカカレーデビューをきっかけに、色々とエスニック料理を食べるようになった。タイ料理もベトナム料理も大好きだ。パクチー万歳である。

「セイロンカリー」のビーフアンブラ。
辛すぎず、旨味が強い。日本人でも食べやすい味付けである。

趣味

たくさんある。移動手段は最近は専ら自転車、以前は徒歩なので根本的に散歩が趣味のベースみたいなところがある。梅田は言わずと知れた大阪の商業施設集中地帯だが、自転車で行くとイライラする。皆さんは電車で行きましょう。

①読書

前回の記事でも書いた通り、僕は読書家を自称している。そのくらいには色々読んでいる。今年読んだ本の数は65冊になる。

一番最近に読んだ本は『小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相』中原一歩著だ。興味深い本だった。梅田の蔦屋書店併設のスタバ内で一気読みしてしまった。一人暮らしの小さな部屋にある小さな本棚には文庫本だけでいいと思っているので買わなかったが、買ってもよかったな、と読み終わってから思った。
正直、小山田圭吾氏の騒動のときは馬鹿なハタチだったので、いっちょ噛みウォーキズム野郎ムーブをSNS上でしてしまった記憶がないでもない。僕はオザケンの音楽は好きだったが(そして最近の彼にはめっきり興味がなくなってしまった。なぜかは古参のファンの方ほどわかってくれるのではないだろうか?)、コーネリアスはあまり追えてなかった。まあ今でも追えてないのだが、2022年の復活のフジロックは配信で観てそれなりに熱狂した記憶もある。勝手なものである。
まあ、この本を読み終えたほとんどの人の心に残るのはロキノン山崎に対する強い不信感ではないだろうか?それがあの騒動の全てな気がする。
ベスト読書は70年代人気ドラマのノベライズである『寺内貫太郎一家』向田邦子著だろうか。僕は数年前からこの人が好きである。強くて上品な女性だからだ。あまりにも薄っぺらい評なのは自覚しているが、「強さの中に弱さもあって…」や「上品ななかでもお茶目なところもあって…」などの付言はできるが、それは野暮だろう(結局しているが)。自分の母がこのような人ならよかったのに、とついぞ母にならなかったこの人に対して思う、そんな倒錯した感情を持った時期もあったほど好きであった。
この人の小説はどれも優れているのだが、この小説はドラマのノベライズなので、一話ごとの展開が早くて緩急が凄いのだ。つまり、この人の書く小説の凄味が結果的に圧縮されているような気がして、とても面白かった。ちなみに、実際のドラマは2分ほど観てもうダメだった。おそらくノリが古すぎるせいだろう、僕はその手の耐性があまりにもないのだ。

②映画館で映画を観る

けったいなタイトルである。まあ、意味するところはなんとなくわかるのではないだろうか。僕は現代の若者よろしくスマホの画面上で集中して映画を観ることができないのだ。そして一人暮らしの部屋にはDVDプレーヤーもない。なので、映画を観たければ映画館に行くしかないし、そもそも色んな映画館に行くのが好きなのだ。
好きな映画館はかつて2022年まで梅田ロフトの下にあった「テアトル梅田」だった。今はその名前の映画館はスカイビルの東のほう、3・4階にある。移転前は少し古さの残る小さな映画館だったが、今は立派なロビーのある、東急歌舞伎町タワー内の「109シネマズプレミアム新宿」みたいな映画館になってしまった。まあ、移転後もよく行っているが、前の方が可愛らしくて好きだったなあ、とは思う。

現行「テアトル梅田」の壁にかけられた、旧「テアトル梅田」の絵

普通に働くなかで休みに映画館に行くわけだから大して本数は観られてないが、一応今年の私的ベスト映画も挙げておこうと思う。
邦画のベストは濱口竜介監督『悪は存在しない』である。映像も音楽も素晴らしかった。正直、最初の方は「このシーン、長いなあ」と思ってしまう方もいるだろうが、それは欠かせないシーンとなっているのが最後まで観るとわかる。日常の崩壊といったところだろうか。なにより映像の美しさを味わってほしい作品だ。
洋画のベストはマイケル・マン監督『フェラーリ』だろうか。僕はペーパードライバーなうえに貧乏者だが、車は好きだ。CG(の動画)やGQ(の記事)は毎日のようにチェックするくらいには、好きである。この映画は、「フェラーリ」創始者エンツォ・フェラーリの苦悩の年にクローズアップした作品だ。彼はイタリアの社会において、後にも先にもないほどの成り上がり者なのでこの一年以外ならここまで不幸ではないのでは?と思うのだが、老監督はあえてそこを切り取ったのだ。だからこそドラマになった、とも言えるだろうか。車好きの僕としてはフェラーリのレースカーのエンジン音を映画館で聴けるだけでもう幸せなので、ベストだ。というのは半分冗談で、良い映画なのでどうにかして是非観てほしい。

おわりに

長々書いてるうちにもう4000字目前である。流石に次回以降書くことがなくなってしまいそうなので、好きな食べ物二つと好きな趣味二つを挙げただけではあるが、今日はこのへんにしたい。

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