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Googleサイトで作るグループウェア(61)ーGoogleのAI、Geminiの拡張機能がすごい!ー


この記事を読んで欲しい方

Googleワークスペースを導入したが上手くDXに応用できていない方
Googleワークスペースを導入しようと考えてる中小企業の担当者
Gmailやクラウドアプリだけ使っているテレワーカー
GIGAスクールでGoogleエデュケーションを導入している学校の先生
NEXT GIGAスクールで何をしていいか分からない偉い人
Googleエデュケーションで目玉がほしいGoogleの中の人
ノーコードに興味がある人
AppSheetに興味がある人

①Gemini AI使ってますか?

 Googleが2月8日にバード(Bard)から更新したAIが、ジェミニ(Gemini)です。
 この画面は、有料版のGeminiAdvance(Gemini Ultra)で、料金は月2,900円、2ヶ月間は無料となっています。
 この金額で有料版を使い続ける意味があるのか、しばらくは人柱になってみたいと思います。

Gemini Advance

 では、なぜGeminiがグループウェアと関係があるのかと言うと、Gemini には、Googleワークスペースと連動できる拡張機能があることが判明したからです。

②Gemini拡張機能とは

  Geminiの拡張機能は左下の歯車マークをクリックした一番上に出てきます。(無料のGeminiでも使えます)

Gemini拡張機能

Gemini拡張機能を選択すると、このような画面が出てきます。
ここに出てくる、5つのクラウドアプリケーションと連動できるようになっています。
 5つのクラウドアプリとは、Googleワークスペース(ドライブ、ドキュメント、Gメール)、Googleフライト、Googleホテル、Googleマップ、Youtubeです。

拡張機能は他の5つのGoogleクラウドアプリと連動できる

 重要なのは、Googleワークスペースの3つのアプリ(Googleドライブ、Googleドキュメント、Gメール)と、Geminiが連動できるという部分です。

GeminiがGoogleワークスペースと連動

 例えば、Googleドライブ内のフォルダに保存してあるGoogleドキュメントの書類の束から、Geminiに全体の要約を出させることが出来ます。

 以下は、その例文です。

Googleドライブと連携
Googleドキュメントと連携
Gメールと連携

 つまり、自分の情報の中から、データを検索して要約を作ったり、メールから予定を検索してきてくれる訳です。
 実際に使ってみましたが、文書の要約については、かなり有用であることは間違いありません。
 予定検索については、まだカレンダーやToDOとの連携が出来ていないので、現時点では、あまり利用価値はないと思います。

 まあ、2ヶ月無料なので、使えなければキャンセルするだけなので、気が楽ですので、みなさんも使ってみてはいかがでしょうか?

グループウェアにGeminiAIを設置してみた画面

③AIはAppleのナレッジナビゲーターに近づいていくのか?

 実は、AIのコンセプトのひとつに、Appleのナレッジナビゲーターがあります。
 Apple社のジョン・スカリーが1987年につくったコンセプトです。

ナレッジナビゲータの画面

 ジョン・スカリーについては、スティーブ・ジョブズが、「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかみたいか。」と言って、ペプシからAppleに誘ったことは有名な話です。
 AIがいったい何に使えるのか、よく分からないのであれば、このビデオを見ることをお勧めします。
 AIが出てくると、なにかすごい事が起きるわけではなく、AIは、あくまで人間のサポートをしてくれる便利な奴なのです。
 


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