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【過去のチームリーダーとしての振り返り】 リーダー経験・実体験②


前回は、部下のミスや育成についての態度や感情、
自問自答、反省、気付き、そこから私自身が得たものを書きだしました。更に続けていってどうなったのかを書いてみます。

【周りのメンバーがどうなったか】

・報告や情報がすぐ上がるようになった。
・一度覚えたことは全部任せるようにした。
・コミュニケーションが取れている状態が続く。
・メンバー同士でフォローし合うようになった。
・もともとできる人達からの提案が多くなってきた。
・チームとして困難なことが発生しても協力するようになった。
・メンバーなりに良くしていこうと自分たちなりに行動していた。
・仕事ができるようになった人に新人等の育成もするようになった。

周囲の人達が協力的でスムーズにいくことが多くなり、
いい意味で仕事を半分丸投げ状態となっていきました。


【いくら人を変えようとしてもなかなか変わらない

何度も教えたり、注意したり、時には怒鳴ったりしても
あまり変わらないのはなぜか?

・意図を理解していない。
・失敗したら責任を問われる。
・攻撃的になれば自分を守ることに走る。

私自身がメンバーの立場で考えたら同じことをするかもしれない。
そう当てはめて考えたら周りの人もやらないなと思った。

だから、いつまでも周りの人達は変わらないという結果が出ている。

結局は私自身が周りに依存しているのではないかと気付いた。


【まずは接し方、やり方を変える】


やっていく中で多少は良くなってきた面ありそれだけでは足りない
今の立場、リーダーとしてどう考えるべきか
つまり、あり方について模索するようになった

力で人を動かす人
腰を低くして頼む人
カリスマ性を発揮して人を引っ張って行く人

等々…、色々なタイプのリーダーが存在すると思います。

そういう自分はそもそも、
20人以上ものリーダー経験はない
力なし、カリスマなし、口下手、頼み下手…

ただ、リーダーとしてやっていくなら

・笑って仕事をしたいという感情あり
・まずは、あり方を主体的に考えて動くことに改める
・問題や障害を先に潰してチームとしていかに動きやすくするか
・現時点で予想できる最高の結果と最悪の結果、両方を常に考えておく

これしか思い浮かばなかった。

また、人を引っ張ることより、まず自分が先に動いてみること。
これをとにかく思い浮かべてやっていました。

そしたら、周りの協力が得られて、あとから成果があがっていきました。

私自身、状況の変化にあまり動じなくなっていきました。
多少の問題が発生しても冷静に対応できるようにもなっていきました。

気付けば、元請業者から表彰までされるまでになっていました。


【自分の状況を良くしたいのに
 なぜ、相手を先に変えようとするのか?】

変わったとしてもそれはいつなのか?
それは、明日?一週間後?一か月後?一年後?

なかなか変わらないと思うけど、それを待てるか?
私には不確実だと感じるので待っていられません。

自分自身の状況を良くしたいなら

✅今の考え方、モノの見方、価値観、を改める
✅そして行動、を改めるということ

それなら今からでもできます。

見えないものが多いけれど、行動だけは見せることができますから。


【特に考えさせられたこと】

リーダーをやってみて色々なことを学んだ時期でした。
特に私自身の「あり方」について考えさせられました。

自分自身の「あり方」について考えることは
普段ではなかなかできないと思います。

私自身もそういう環境になったので
「あり方」について考えるようになりました。

今では、もっと早く気付きたかったという思いもあります。

私自身、
どうあるべきかを自問自答を繰り返し、
人は力では動かないことを実感した時期ででした。

至らぬ点はまだあると思いますが、
進んでいけるように頑張ります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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