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【職場のチームリーダーとしての振り返り】

何年か前、とあるJV(共同企業体)の仕事の
初期段階からその一業者として一人で乗り込みました。

徐々に人数が増えていき、
一年後には20名以上のチームになっていました。
また、JV全体では約250名程が従事する大きめの現場となっていました。

そこが終了するまでの4年半、チームリーダーとして関わりました。
始めは、突然の人数が多いリーダーとなり始めは戸惑いました。

現場の管理全般・作業計画作成・元請との打ち合わせ等、
周囲の協力を得ながらこなしていました。

また、常時数名の育成も現場の終わり間際までやっていました。

メンバーや部下の仕事のミス・失敗はよくある光景で

ポカミス、勝手な判断、カン違い、思い込み、等々…

そんな時、リーダー・上司としてどうすればいいのか、
頭を抱えてしまうのではないでしょうか。

以前の私も同じでした。

【自分行動の未熟さ】

年齢も幅広く20代から50過ぎの方いろいろなタイプがいました。

・覚えが早い。
・遅いけど確実に覚えていく人。
・小さなミスはするけど同じミスはしない人、等々…

多少の手間がかかっても成長してくれれば嬉しいし
後で仕事の偏りが軽くなるので教えた甲斐があったと思えるものです。

その中でも一番困ったのが、特に部下やメンバーの勝手な判断で

・同僚に負担をかける
・お客様に迷惑をかける
・時には会社に損失を出す
・こちらも冷静さを欠いてしまう

今まで教えた時間は何だったのかと問いたくなる。

そんな経験した人はあるのではないでしょうか?

私は、すごくあります

注意や教え直しに時間を割かれたり、本当に理解したのか?

それはこちらからはわからない。

そんなやり取りを何度も何度も続けていました。

特に同じことを繰り返す人間に対してはこちらも
同じパターンの繰り返しで対応していた。

このパターンに自分でも気づかないでいた。

【自分の行いも振り返ってみる】

思い返してみると効果がないと感じた。
それはなぜなのか?

・仕事を軽く見ているのか
・もともとやる気がないのか
・理解したふりをしてるのか
・すぐできると思っているのか
・自分だけのことしか考えていないのか

では、「私自身」に原因はないか考えてみました。

・教え方が悪い
・指示が悪かった
・意思疎通が十分でなかった
・与えた仕事の難易度が高い

ざっとこんな感じでした。

更に深く考えると、

・相手のことを言う前に自分はどうだったのか
・私自身が、ミス・失敗までの過程を顧みていない
・自分自身がそもそものミスの原因を探していない

私自身、同じ対応をされたらどうかと考えてみました。

「人のことばかり言って、自分の至らなさ」
に気付いたことで、

・いきなり厳しい対応をしなくなった
・感情をコントロールできるようになっていく
・原因が100%相手が悪いということではないことが見えてきた
・そうすることによってミスした人間の話を冷静に聞く姿勢がつくれた

ただ、忍耐が必要にはなりますけど。
(何度も同じ対応しても理解してくれない人もいたが…)

【振り返った結果】

少しずつ、私自身に変化が出てきました。

✅感情の起伏が少なくなった
✅気持ちに余裕が生まれてきた
✅自分のあり方が依然と変わった

具体的に目に見える成果としては、

✅教える・注意する等の時間が減った
✅また、その原因に対処することができた
✅元請業者への要望が通りやすくなった
✅仕事のある程度の予想が立てられるようになった
✅早く原因を見つけることができるので早めのフォローができた

【それによって得られるものが全く違うものになった。】

自分自身を見つめ直すことで
その実感が本当に大きかったことが残っています。

書いていて思いましたが、
私自身だけの成果というか結果がこんなに出ていたとは思いませんでした。

ただ、長くなりそうなので続きはまた後で。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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