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『稲盛和夫一日一言』 8/12(金)

こんにちは!
『稲盛和夫一日一言』 8/12(金)は、「原理原則に立ち返る」です。

ポイント:複雑そうに見える問題こそ、原理原則に従って判断することが大事。世間一般の常識に惑わされることなく、「人間として何が正しいか」を判断基準として事の是非、善し悪しを判断していく。

世間一般の道徳に反することのないよう、道理に照らして判断する。それが「人間として何が正しいか」という判断基準です。

京セラでは創業当初から、あらゆることが原理原則に従って判断されてきました。こういう場合はこういう判断をするのだ、という判断の基準をコンパクトにまとめたものが、京セラフィロソフィの各項目です。つまり、京セラフィロソフィそのものが原理原則とイコールの関係にあります。

人はとかく損得を優先して判断しがちです。自分にとって得なことが、果たして社会における善なのか、といった疑問も持たずに判断を繰り返してしまってはいないでしょうか…

ちなみに私の信条は、「謙虚にして驕らず、さらに努力を!」 

謙虚さを失ったら人間としての成長が止まってしまう、との思いがあるからです。歳を重ねるとともに謙虚さを失い、人間的に成長するどころか退行著しいシニア諸氏が散見される昨今、「人間として何が正しいか」を自問し続けていきたいと思っています。


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