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『稲盛和夫一日一言』 8/9(火)

こんにちは!
『稲盛和夫一日一言』 8/9(火)は、「優れた企業経営者」です。

ポイント:優れた企業を経営できる人は、お客様により多くの利益をもたらすことができる人。

一般的な企業は利益を追求するために存在しています。しかし、「自分のところだけ儲かれば良い」という考え方が先行しては永続的な発展は望めないでしょう。買い手となる顧客とWinーWinの関係を構築する、さらにその上をいく考え方「三方(さんぽう)よし」という理念が参考になりそうです。

三方よしとは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の3つ、つまり、自社と顧客だけではなく、社会の利益にもつながる商売をする、という考え方です。近江商人は、戦国時代末期から江戸時代にかけて全国各地に「三方よし」の理念を掲げて展開し、その地域との共存共栄を図っていったようです。

余談ですが、京セラでは「顧客」という言い方はしません。もちろん、「顧客分析」「顧客リスト」などの経済用語として使うことはありますが、会話の中では「お客様」という言い方が徹底されています。ちなみに、「業者」という言い方も厳禁で、こちらは「取引先」と言います。いずれとも対等な立場で、フラットな関係を尊重・キープしつつ、互いに適正な利益を追求し合う。

私のような起業1年目の経営者見習い?の身にとってはハードルが高いのですが、だからこそ創業時から経営の基軸となる理念、考え方を持つことが大切ではないかと思うのです。

R&P企画 経営理念:                            「フィロソフィを通して、笑顔あふれる地域社会づくりに貢献する」


     

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