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日々是好日 学級通信『Sagittarius』vol.69 2021.10.11発行

 10月も中旬に差し掛かろうとしていますが,暑い日々が続きますね。ここ数年の傾向ですが,夏が長引いて,秋がなく,冬が来るってパターン多いですね。キミたちも“あきない”ように勉強しましょうね。
 さて,そろそろ公募制推薦入試に向けて動く時期になってきましたね。このあと,キミたちが気をつけることをまとめておきます。
・模試かえってきたら...
 9月の模試が返ってきたら,全員と即面談をします。そこで決めることは,“受験校”です。受験校はオーソドックスに行くと3校です。①第一志望の受けたい学校,②ここ受かったらいいよねっていう合格判定“C”とか“D”の学校,③滑り止め。
 特に公募制推薦入試の目的は,滑り止めの確保です。その大学へ行きたい・行きたくないは一旦置いておいて,滑り止めを確保しましょう。その学校へ入学するかは,一般入試終わってから決めたら結構。
 さらに,「公募で滑り止めを取らない!」って人は“浪人”を覚悟してください。
・看護の人は...
 看護の人は公募の受験校が決まってきていますからこのペースで行きましょう。ただ,看護の人に言っておきたいことがあります。それは...
 面接・小論・集団討論はすべて同じスキルです。
               どれも全力で取り組みなさい。

 私たちは,今のキミたちに面接・小論・集団討論を“できなさい”とは言いません。しかし,“やりなさい”と言っています。
 例えば“やりかたわからん”とか,例えば“何を言ったらいいかわからん”って言って,発言しなければ成長しません。
 てかキミたちはどんな看護師になりたいんだっけ?声なき思いに寄り添うんじゃなかったっけ?患者に信頼される看護師になるんじゃなかったっけ?
 そんな看護師さんの高校時代ってどんな高校生なんだろうね?そんなことを想像して,毎日を過ごしましょう。今日から今から自分を自分で成長させていきましょう。
 そこで今日の学級通信のタイトル『日々是好日』の話を少ししましょう。この日々是好日という言葉は禅の言葉で『にちにちこれこうじつ』と読みます。「毎日がいい日である」という意味ですですが、その奥にはとても深い意味が込められています。
 人は「今日もいい1日でありますように」と願いますよね。でも現実はその願い通りにはいかず、雨の日もあれば風の日もあるように、いろいろな悩みがありますよね。でもどんな風雨の日でも、どんな悩みが多い日でも、この1日は2度とない1日で、かけがえのない一時で、1日です。
 この1日を全身全霊で生きることで、今日を素直に受け止められるようになり、日々の苦しみ、悲しみ、楽しみ、喜びなどに執着することがなくなり、毎日がまさに最上の1日になるという意味です。
 この『日々是好日』は願って得られるものではありません。また待ってかなえられるものでもありません。自らの生き方に日々是好日を見出さなければいけません。なのでただ座って待つのではなく主体的に行動して充実した1日1日を生きていくということがこの日々是好日の真意ではないでしょうか。
  成長に必要な「かきくけこ」
か-感謝  き-気配り  く-苦労  け-謙虚  こ-向上心


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