研究者から成功を考えてみる-カギを握るのは引き立て運と人間関係運の良さか

2020年6月11日にアメブロに投稿した記事です。

結局、引き立て運と人間関係運の良さがカギを握るのか

1 研究者を観察する~研究に関する根本的な行動

 科研費を含む外部資金に関する書類については、しっかり書けていても通らない人がいる反面で、何を書いているのかあまりよくわからなくても通る人がいます。この頃は書き方に対してはさまざまなマニュアル本も出てきたので基本的な書き方はおさえられている場合が多いのです。そのため、差がつくのは学会のポジションが主流にのっている

かどうかということです。

 書類をしっかり書けているのに通らない人を見てみると、学会のポジションが主流にのっていない場合が多いです。そういう人は挑戦的研究や学際的研究にシフトするのも方法であり、また、手法が理解できる分野に出すというのも方法です。

 業績を作るには論文を書くしかないのですが、トップジャーナルに載るものを目指すとよいと思います。しかし論文数で稼ぐことができるのは若手研究者のみなのかなと思います。上にいけば、どういった雑誌に載ったかでかなり違うのだと思います。 

 研究の層が厚く出ていくのが難しい場合は、大型科研をとれる人についておき、後で独立することも方法です。 

 書類にアイデアの段階で出す人がいるが、予備的な内容のものであってもある程度進めているアイデアであるならば採択される可能性があると思います。実際に、他分野で挑戦的萌芽に出して採択された先生の例を見ますと、アイデアレベルであったものの、積極的に学会に顔を出し、当時は存在した連携研究者に申請した分野の先生を何人も入れていました。

 貪欲に研究成果を出していく学生を見ていると、たいてい指導教授も同じタイプが多いのです。やる気のある先生のところからやる気のある学生が出るということですね。

 と何だかんだと、研究者を観察しているのですが、重要なのは業績をつみあげられる自己管理能力、あまり周囲のことに一喜一憂しない精神の安定さ・ぶれなさ、自分の障害となるものをひきつけない肯定力です。

 そして最重要と言えるのは、人間関係構築力があることです。あわせて自分のやっていることをいかに周りの人にうまく見せるかと言う自己プロデュース力(悪く言うと鼻が利く力)がものをいうのです。(これはあくまで肌感覚ですが、この自己プロデュース力は、なぜか自営業をしているうちの子どもの方がもっている傾向にあります)

 さらに鬼に金棒と言えるのは、引き立て運(具体的にいうと二代目運、三代目運、末代運でかつ、生日中殺でないこと)があることではないでしょうか。

2 人より前に出るために重要なこと

 以下まとめます。

 結局のところ、人より1歩出られて何かを残す人は、このような要素をもつ人であると思うのです。

・先天運(これは動かしやすい人そうでとない人がいます):

①東洋系なら、引き立て運(具体的にいうと二代目運、三代目運、末代運でかつ、生日中殺でないこと)

②ホロスコープなら、逆行天体が少なくて、ハードアスペクトが少ない。

☆全体的に、自分の潜在的にもっているものを無意識のうちにかぎとることができ、それと現実の興味が合致して、邁進できるという運の強さをもつ人。(まあ、こういう人はお役目がはっきりしているのでしょうね)そして、周囲の環境も本人のもっているものを邪魔しないような状況であること(例えば、本来は親と同居してはお互いの運を下げるのに、同居せざるをえない人など)

・後天的要素:

①自分は何をしたいのかはっきりしている人、そしてそれに向かって業績をつみあげられる自己管理能力がる人

※計画遂行能力

②あまり周囲のことに一喜一憂しない精神の安定さがある人。ぶれない人。つまり、自分を嫌いな人がでてきても気にしない人。他人の面倒をみすぎない人で、面倒をみることを生き甲斐としない人。

③自分の障害となるものをひきつけない肯定力がある人。これは上記と関係しますが、自分を肯定することで、自分を邪魔する人や物をひきつけず、エネルギーもれをしないで邁進できるということです。

3 まとめと実例

 もう20年近く、人の運と行動について観察し、ここ3年くらいは特定の人物について本人との会話や行動を観察して、実占にあてはめてきましたが、どうやら上記に書いたことのようなのです。

 最後にオカルト的なことを言っておひらきにしますが、①言葉には言霊があることと②なぞらえるという行為には力があることは本当のようです。例えば、実際は悲しいことであっても、自分の心の中で「それが最良の結果であった」神仏を信じているのならば、「神様や仏様のご利益である」と修正してしまうということです。

 そして、まだ現実になっていないことであっても、「私は~だから」ともうそれが叶ったことにしてしまうのも1つの方法なのかなと思います。先に決めてしまうと脳はそれに合わせようと、そのことに関連する情報を探しはじめます。これを最高に生かした事が、スピリチュアル世界にある「アファーメーション」という宣言行為です。本人の自由意志を最大限に生かす方法です。

 これは実例がありまして、研究者の方で自分の専門分野と異なる科研に出したのですが、申請した課題について情報がやってくると、まだ採択されていないのに採択されたことにしてしまって、メールには「新しい科研」と書いていました。そうしましたら、申請した分野でこれといった実績がないのに通過したのですよ。この研究者の方は、もしかしたら、できる保証がなくても、自分のやりたいことをよく口に出す=アファーメーション行為をしていることも良い方に転じたのかもしれません。

 この世は宣言と行動でできている星です。そこが、想念がそのまま現実化する上の世界とは異なることです。

#自己啓発 #研究者 #アファーメーション #なぞらえる #宣言  

#行動 #人間関係 #引き立て運

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?