簿記の勉強をしていると
昔、ホリエモンの本を購入して書いてあったので
15年くらい前に簿記の勉強をして資格を取得した。
この時はホリエモンの「簿記3級はやっておいた方が良い」という意味が分からなかった。
ただ、ホリエモンが好きだったので、言われるがままに勉強して三ヶ月で合格した。
ホリエモンの何が好きだったかというと、
家が裕福で東大に合格したわけではない、という部分だった。
確か親は一般のサラリーマンだったような…。
そのまま簿記3級は面接でのちょっとしたネタとして話す程度のまま、ホリエモンが言っていた本当の意味や価値を理解することなく月日が経った。
子育てが一段落して個人事業主として、ピアノ教室を開くにあたり、簿記の勉強を再開してみて
15年前とは全く違う理解になった。
「減価償却費」は理解していたけれど、
「簿記脳」「資本脳」になると
どうしてこれまで、経営者と保育者がぶつかりあってきたのかの意味がリアルに感じられる。
「簿記脳」で考えることは
保育者にとってまたは教育者、療育者にとって真逆の正義をぶつけ合うことになるからだ。
「給料上げろ!」は保育者の切なる願い。
けれど、「簿記脳」になると様々な面でどこに費用をかけるか…になってゆくし、給料(人件費)を上げる為に子どもの利益をカットせざるを得ないのか…という経営者にとって悩ましい問題にぶち当たる。
保育士は経営者のこの悩ましさを知らない。
子どもの利益優先にするなら施設にお金をかけたいし、遊具や玩具を新しくしていきたい。
ここを削ることでもしかしたら保育士の給料に還元することが出来るのかもしれない…
どうなんだ?
保育士さん?
ってなってるとも思う。
だが…私はこんな真面目な経営者を見たことはない。何故なら殆どが世襲だから。経営者は海外旅行三昧だったりするから
保育士は潜在保育士になったりするのだろうが…。
はてさて、簿記の勉強再開はとても楽しい。
そして…「数字」の概念や
「数字」の大切さ、をリアルに感じられる。
あぁ。
これは本当ならば海外のように、子どもの頃からマネーリテラシーを教えるべきなのでは?
日本は子どもがそして社会全体が良くなることを恐れているのではないか。
子どもや若者はそれだけで可能性を秘めている。
だからそことても脅威を感じる。
子どものご機嫌をとっている教師は多い。
わざわざ子どもの好みに合わせようとしてみたり、子どもが主導権を握っている。
リアルに体力や頭脳は50代は敵わない。
10分子どもとまともに走ったら息切れと
肩こり(-_-)次の日の仕事にならん。
この続きはまた今度。