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アイスコーヒーのすヽめ


徐々に暑くなってまいりました、2020年6月の中頃。


みなさまいかがお過ごしでしょうか。


真夏の昼前、冷房効いた部屋、釣りしながらの一口、、、これらの場面から連想される飲み物といえば。そう、アイスコーヒーですね。


こちらの記事では、完全主観的「アイスコーヒーについて!」を、お届けしたいと思います!読んでて飲みたくなりますよーに!


……………

さて、アイスコーヒーについて語るにあたり、僕が書いていきたい事は「豆」「淹れ方」の2大テーマ。やっぱり書いていきたいと思うのは、コーヒーを作るにあたって必ず共通する重要ポイントですね。

みなさまへしっかり共感してもらえますよう、または苦くて敬遠してたけどちょっと飲んでみようかな…なんていう方向に持っていけるよう、うまく綴るようにしていきたいと思います。

一応、お家で、自分でコーヒーを淹れる前提で述べさせていただきますね。



①コーヒー豆

僕個人的に、アイスコーヒーに関しては深煎りのブレンドを淹れて飲むのが好きです。深煎りゆえのキリッとした苦味、それに伴いブレンドはその店ごとで味わいに特徴の現れるもの。

アイスばかりは、コーヒー飲み始めた頃から深煎り苦めのものを好んで飲んでいました。ホットの深煎りはミルク砂糖無しでは飲めなかったにも関わらず。


何でだろうと考えていたのですが、この感覚と似ているのがビールを飲んでいる時。ビールって、飲み始めた頃は苦くて飲みにくかったのに、今ではその苦味が、この夏場の暑い時期により美味しく感じられるほどになってるんですね。

これをアイスコーヒーに置き換えると、やはり夏の暑い時期、キリッとした苦味が恋しくなるようになってきまして、しかも美味しいアイスコーヒーほど、飲んだ後口に残るフレーバー、余韻がそれはそれは長いこと残ってくれる。ビールも、IPAやピルスナーなどを飲むと、ホップの苦みと一緒にその香りもしっかり楽しめますよね。

アイスでしか体験できない深煎りの味わいが楽しめるかと思います✌️


もちろん、深煎りだけじゃなく、浅煎りのシングルオリジンも、アイスで飲みたくなります!


浅煎りで入れたアイスは、まるで紅茶のように、優しい酸味と甘みがしっかり味わえて、今までコーヒー=深煎りで苦い!という方にとっては度肝を抜く衝撃なのでは、と僕個人的に思っております。コーヒーが苦手な人(上で述べた例でいうと、ビールとかお酒自体苦手な人)は一度でいいから飲んでもらいたい。

特に、エチオピア、ケニアなどアフリカ周辺のアイスコーヒーは、淹れ方次第ではありますが、使う豆によってはパッションフルーツティーのような味わいが感じられます。🤤

浅煎りシングルオリジンを取り扱うお店を見つけたら、ぜひ頼んでみてください!



②淹れ方

アイスに限らず、コーヒーを抽出するにあたり、多様な淹れ方それぞれで味わいに大きな変化が生まれます。

つまり、今読んでくださっているあなたの好みにドンピシャにハマる淹れ方が必ずあります。(その答えを探っていくのが、コーヒーを淹れる醍醐味!)あえて推奨レシピは載せませんので、ぜひ興味を持ったのなら、いろんな淹れ方を検索して試してみて、いろんなレシピのアイスコーヒーを作って見てください🙌

ちなみに、コーヒーと水の割合だけでいうと、透過法(ハンドドリップ)においては必ずコーヒー:水=1:16の割合(コーヒーの粉量[g]の割合に対して、使う水はその16倍の[g]量。)で抽出を行います。

この辺も結構これまでの経験上で決めた自分の中の黄金比なので、そこを読んでくださる皆様にもわかるようかみ砕けたら、後々言葉に起こして記事にして紹介しようかと…



その①:ネルドリップ

これはもう完全に好みです、すみません。笑

でも、最初は苦いコーヒーが飲めなかった自分が初めて、コーヒーを美味しいと思えた淹れ方がこの「ネルドリップ」なのです。

味わいはとにかくすっきり爽やか、滑らかで飲みやすく、口に重たく残らない、キレのある苦味。アイスコーヒーを頼むと、中には下がザラついて喉の奥がイガイガする、超絶飲みにくい1杯ってたまにありますよね…

そういう味わいのものはだいたい淹れ方とか、豆の管理、あとはグラインダー自体のメンテナンスが行き届いてなかったりするときに起きてしまうのですが、ネルドリップに関してはそれらを全てフォローするレベルのクオリティを生み出す力があると思います。

清々しいほどの偏見と独断、ネル愛好者。

そもそもネルで淹れ始めたのも、カフェ雑誌に載っていたあるコーヒー屋さんの記事で、その店のオーナーさんがボウルに氷を淹れて、その上でワイルドにネルでコーヒーを淹れる写真をみてかっこいいなぁ…と思ったのがきっかけでした。そのお店にいつか行きたいなあと思っていましたが、、、今では記憶の彼方へ…


しかしネルで淹れるにもデメリットはたくさんあります。


まず何より手入れが手間で面倒な事…😇

まず新しいネルをおろして使う前に、一度コーヒーガラとともに煮沸。

ネルについた糊を落とし、かつ初めに淹れるとき、コーヒーの香り・味わい成分がネルに持っていかれないよう&ネルに付着している雑香がコーヒー液に溶け込まないようにするためですね。

さらに使用中も、抽出途中のコーヒー液温度が下がって抽出効率が落ちないようしっかりお湯をかけ、余熱をしておく事。

使用後は、雑菌が繁殖しないよう煮沸消毒。煮沸後も容器に入れ、必ず浄水に着けて(カルキなど匂いがネルに染み込まないよう)冷蔵庫に保存しておきます。


………

めんどくさ!笑

しかし、ネルの味に取り憑かれた身としてはこの手間こそアイスコーヒーをおいしく淹れる楽しみの一つになっているのです。。。




その②:ORIGAMIドリッパー(KalitaペーパーフィルターVer.)



名古屋の名店[TRUNK COFFEE]のオーナーがデザイン・構造制作に関わり、そして確か2019年、World Brewers Cup(コーヒーハンドドリップの世界大会)のチャンピオンの方がこのドリッパーを使ったことから、今では至る所で見つけられるORIGAMI ドリッパー。

一度見た方はわかると思いますが、まず特徴的なのは可愛いデザイン。カラーもたくさんのバリエーションがあるのですが、見ているとなんだか集めたくなっちゃいます。

抽出に関するドリッパーの構造的な特徴は、今では僕よりもコーヒーに詳しい人たちが研究してくれてネットなどに公開してくれているおかげでたくさんの情報が見つけられると思います。(書くのが面倒ってわけじゃないよ!…ないのよ…汗)


僕が使ってきた感想などを今後記事にしていきたいなと思っておりますが、ここでは簡略的に。

自身がいいな!と思える特徴が湯の通り方抽出中の保温性。(なぜいいのかも、また今度…)

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ORIGAMIドリッパーで淹れる際、使用できるペーパーはHario V60Kalita ウェーブが使用できます。

僕の場合、上にも書いた湯の通り具合、そして抽出の安定性から普段はKalita ウェーブフィルターを使用して淹れています。なぜKalitaなのかというと、ORIGAMIで淹れる時はウェーブなら誰でも安定しておいしくコーヒーを淹れることができるからなのです!

その分、Hario V60の方は工夫次第、調節次第で遊び方がたくさんあるので、より理想の味を求めるコーヒーギークな方たちにはオススメしております💡


これでアイスを淹れると、他のペーパードリッパーで淹れたコーヒーよりフレーバーがくっきりと、特に飲んだ後口に残る余韻で豆の味わいを感じられるのでは、と…


番外編:エアロプレス

ぱっと見「お風呂で遊ぶおもちゃ注射器?」みたいな形をしておりますが、これも立派なコーヒー抽出器具。

容器の中にコーヒー粉を淹れ、そこにお湯を注いで少し漬け込み、その後まさに注射器のようにゆっくりコーヒーを抽出する、という淹れ方をします。(超ざっくり説明)


エアロプレスの淹れ方の動画。解説が英語なので、気になる方は「字幕」をクリックしてご覧ください!

この動画のように、キャンプなどのアウトドアなどでコーヒー淹れる時にかなり重宝され、かつ味わいも、気圧で押し出されて抽出されるため濃厚でクリーミーな触感、まろやかなフレーバーを感じることができます。


これを、注ぐ湯量は通常の3分の2弱ぐらい、残りの3分の1ほどを氷にしてサーバーに構えて抽出、急冷すると上に書いた味わいをアイスで感じることができます🤤 特に、フルーティな特徴を持つ豆でうまく淹れるともう…🤤

しかし、アイスの場合抽出を少し外すと、かなり酸味がきつくなります。特にお湯の温度、挽き目具合、漬け込む時間が結構味わいに変化を及ぼすのかなと。


……………

いかがでしたでしょうか?今年の夏は、自分でアイスコーヒーを淹れて飲んでみようかな…なんて思ってくださると、すごく嬉しいです🍀

本当は、豆についても淹れ方についても、さらには飲み方なんてのも色々オススメをご紹介したかったのですが、どうしても文字数が…泣 

あとはレシピだったりドリッパーについてだったり、今回曖昧なまま置いてしまったその辺の情報を、今後の記事に書いていけるように頑張ろうと思います。

もう少し文章をまとめられる力をつけねば。。。笑


長くなりましたが、これを読んでくださった皆様が、コーヒーと一緒に有意義なひと夏をお過ごしできますように…

コロナ対策も、もちろんバッチリと!!


また次回の記事でお会いしましょう◎

RMC Written by Keisuke

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