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行ってよかった読書会📚(読書会感想)

先日、生まれて初めて読書会に参加しました!
元々読書が好きで、簡単な感想をnoteやTwitterにも書いていましたが、
「人前で語る経験もしてみたいなぁ」と思っていたところに、
池袋にある天狼院書店さんが読書会を定期的に開催していることを知り、
「これだ!」と迷わず参加しました。

まだ一回しか経験がないですが、初めて読書会に参加してみた感想(良かったところ、こんな人にお勧めしたい)を簡単にまとめてみました👇

読書会の良かったところ!


1.自分の考えが整理される

第三者に対して、短い時間で感想を伝えるのに、ぶっつけ本番でスラスラ語れる人はまずいないと思います。
一番伝えたいことは何か、
あらすじはどれくらいでまとめれば良いか、
どういう順番で話せば分かりやすいかなど、
話の構成を考えると思います。

特に私は初めてだったので、本の内容を読み込み、面白いと思ったところ、なぜ面白いと思ったか、などをじっくり考えました。
このように「人に語る前提」で読んでいくと、すごく内容が頭に入ってきます。そして必然的に何回も読むことになり、理解が進むことにもつながります。

2.相手を意識して語ることを考える

大前提として、読書会に参加する人は、「この本は面白い!この面白さを人に聞いて欲しい!」という気持ちがあるはず。
しかし、自分の思いを一方的に語っても相手には伝わりません。
いくら面白い内容でも、15分も20分もあらすじをひたすら語られたのでは、聞く人が辛くなります。
できるだけ短い時間で話せるように、自分の一番言いたいことを決めて、あらすじは端的に。
そして自分の気持ちを込めて語れる要素を入れると、聞く方にも臨場感が伝わります。

やってみて分かりましたが、5分くらいで話を構成するのって結構難しい。
「あれも言いたい」「これも語りたい」という気持ちを抑えて内容をしぼっていくことで、語り方も徐々に良くなっていくのが実感できました。


3.読書の幅が広がる

これが一番の醍醐味だと思います。全く知らない人に、全く知らない本を紹介される。
でも皆さん、その本に思いを持って語るわけですから、思わず知らず引き込まれ、「読んでみよう!」という気持ちになってしまいます。
特に普段全く読まないジャンルで面白そうな本を紹介されると、その本を切っ掛けに、新しいジャンルの開拓につながります。
(私はこの前の読書会で、「スチームパンク」というジャンルがあるのを初めて知りました!)

読書会に行くべき人!


1.本は読むけど読みっぱなしの人

絶対に読書会を経験した方が良いです。
「人に話す前提」で本を読むと理解度が違います。
調べることも出て来て、作品や関連するジャンルなどの理解も広がります。
調べていくことで別の本に出会うこともあります。
イチオシの本、大好きな本を人に語るところから始めてもいいかもしれません。
「本に対する思いを人に聞いてもらう」という経験をしてみてください。

2.SNSなどで読書の感想を発信している人

読書会もアウトプットの一手法です。ぜひ参加して思いを伝えましょう。
その場で、聞く人の反応を見ながら話すのは一種の快感だと思います。
同じ本を読んだ人、作者のファンなどがいて、有益な情報が得られることもあります。
(先日の読書会で、海外のSF作家の話で盛り上がる場面がありました笑)
リアルな場でのコミュニケーションは馬鹿にできません。


3.読書を習慣にしたいけど何を読んだらいいか分からない人

読書会は、読書に不慣れ方、読書の習慣がない方にもおすすめです。
自分は発言しなくても、ただ皆さんの本に対する熱い思いを聞くだけで、読書意欲がふつふつと沸き上がります。
紹介された本の中で面白そうと思ったものを、帰りに本屋や図書館で手に入れること。そしてその日のうちに読み始めること。
それが読書を好きになる第一歩だと思います。


以上、読書会のメリットと、読書会に行くべき人について書きました。
少しでも興味を持たれた方、読書会について調べてみてはいかがでしょうか。
しかし、「読書会に行こう」と思っても、最近はコロナ騒動でなかなか難しいですよね泣

世の中には、オンラインの読書会もあるそうです。
私はそちらにもチャレンジしたいと思います。

自分の考えを他人に伝える良い機会になると思います。
アウトプットの訓練として読書会、おすすめです。
新しい本との出会い、読書をもっと好きになる経験にもなると思います📚

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