【もののけの出るてふ家に人住みて笑ふ声する春の夜の雨 子規】明治30年、30歳の作なので、既に病状は重くなっているはず。それでも、自分の住居をお化け屋敷にたとえて笑う無邪気さ、もしくは皮肉っぽさが見える気がする。実際に訪れて子規が自分の家をどれほど気に入って住んでいたのか分かる。
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