【水汲みに往き来の袖の打ち触れて散り始めたる山吹の花 子規】0507 
花瓶を持って、水を取り替えに流しまで持って行ったのであるが、その往復の間に着物の袖が瓶口にかかり、せっかくの花が散ってしまった。病床から良かれと思ってしたことなのに、望まないことが起きてしまったという無念か。
山吹

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