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酒好きのテレワーカー・在宅ワーカーにおすすめの健康法をついに見つけた

健康に気を遣いたい!でも酒は飲みたい!

こんな叶わぬ願い(?)を抱いている酒クズ…もとい、酒好きの人は多いのではないだろうか(私のことだ)。

普段から体を動かしていれば多少マシになるだろうが、テレワークがメインのサラリーマンやフリーランスとして在宅業務をしている人は、仕事中ほとんど動かないことも珍しくない。

特によろしくないのが、「座りっぱなし」の状態が続くことだ。
腰痛や肩こりの原因になるし、下半身の筋力が低下して代謝が下がるとも言われている。

さらに、長時間座るとメンタルにも悪影響を与えるとの指摘もある(参照:https://heisei-ikai.or.jp/column/too-much-sitting/)。

ただでさえ酒飲みは健康リスクが高いのに、在宅ワークなどに従事しているとさらに健康を損ねやすいということだ。

そんな酒好きのテレワーカー・在宅ワーカーにおすすめの健康法を、ついに見つけてしまった。

勘の良い人はもうおわかりかもしれない。
そう、立ち飲みの店で飲むことだ。

これを私は「立ち飲み健康法」と名付けたい(そのまんま)。

立ち飲み健康法のすばらしさ

「立ち飲み健康法」は、酒を飲みながら健康にも気を配る「意識低空飛行系」の酒飲みスタイルだ。

自粛期間や時短営業が長引いた影響で、家で飲む機会が増えた人も多いだろう。

家で飲むと当然、その間は座りっぱなしだ。

ただでさえ仕事で座る時間が長いのに、晩酌でも座り続けていると、いよいよ健康に悪影響が及ぶ。

そこで立ち飲み屋の出番である。

まず、店に行く目的で歩くことができる。
そして店でも立ちっぱなしだ。

飲んでいる間ずっと立っていれば、仕事中に座りっぱなしの弊害を少しは改善できるだろう。

それに、立ち飲み屋で長居するのはスマートではないため、家飲みのようにダラダラと長時間飲んでしまうおそれもない。

少し飲んでサクッと帰るのがベストだ。
野菜系のメニューなどを頼めばさらに効果的だろう。

ちなみに、立ち飲み屋と一口に言っても、さまざまな雰囲気や趣向の店がある。

赤提灯がぶら下がる昔ながらの酒場もあれば、若者や女性が立ち寄りやすいおしゃれな店もある。

ちょっと背伸びすれば、スタンディングバーなども選択肢に入る。
とはいえ、比較的安くて気軽に飲める店が大半だ。

同じ店に何度も行くのも良いし、気分を変えていろいろな店に行ってみるのも良いだろう。

私はつい最近、仕事場の近くにクラフトビール専門の立ち飲み屋を見つけてしまった。
普通の居酒屋より多少値は張るが、「立ち飲み健康法」の主旨に則りつつ、うまいビールをいただけるので最高だ。

健康リスクを下げるという名目で酒を飲む。
まさにこれ以上ない「酒呑みの自己弁護」(山口瞳)である。


おわりに―「立ち飲み健康法」の意図せざる波及効果―

今回は酒好きの私が編み出した「立ち飲み健康法」について解説した。

「いや、そもそも酒飲まなければいいだけだろ!」

酒飲みではない人からこんなツッコミが聞こえてきそうだ。
そんなことはもちろんわかっている。

しかし、仕事後の一杯を楽しみに働いている人も世の中にはたくさんいることを、どうか理解していただきたい。

それに、以下のような波及効果もあるはずだ。

この健康法が普及すれば、飲兵衛たちの健康リスクが低減し、生産性の向上が期待できる。

さらに、家飲みばかりで固くなった財布のひもが緩み、コロナ禍でダメージを受けた酒場(立ち飲み屋)に活気が戻る。

つまり、酒飲みたちの仕事のパフォーマンス向上と、立ち飲み屋を起点とした社会全体のカネ回りの改善により、我が国の経済力、ひいては国力の増大が達成されるのである。

これで隣国の脅威にも立ち向かえるはずだ。
令和の富国強兵は、全国2,000万弱の飲んだくれ※の心持ちにかかっているのである。

この健康法が普及したあかつきには、厚生労働省や経済産業省、防衛省あたりから表彰を受けてもいいのではないだろうか。


……またつまらぬガバガバ理論を構築してしまったようだ。

※厚生労働省研究班の調査による「多量飲酒者」の推計人数。「飲酒する日に純アルコール60g以上がこの30日に1度でもある」と定義される。
(参照:https://www.ask.or.jp/article/857


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