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世界一周航空券の買い方【完全ガイド】

割引あり

世界一周をして色々な国を周りたいと思ったことはありませんか?

莫大な費用が必要そう…
航空券を取るのが大変そう…
と思い、夢で終わっている方も多いのではないでしょうか?

世界一周に特化した世界一周航空券なら思ったより安価に世界一周ができるかもしれません!

実際に私は2023年の夏にスターアライアンスが提供している世界一周航空券で世界一周をしました。
このマップのあるように20都市以上を周りました。

羽田から出発し

  • カナダ

  • イギリス

  • フランス

  • ベルギー

  • ニース・モナコ

  • スイス

  • チェコ

  • オーストリア

  • クロアチア(ザグレブ、ドゥブロヴニク)

  • ドイツ

  • イタリア(ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ)

  • トルコ

  • UAE(ドバイ、アブタビ)

  • シンガポール

  • マレーシア

  • タイ

などを周って行きました。

世界一周中の様子はInstagramのストーリをご覧ください!

ストーリーや投稿をぜひご覧ください!

この記事では、実際の経験を元にスターアライアンスの世界一周航空券の購入方法をどこよりも細かくご紹介します。

世界一周航空券には様々なルールがあり、そのルールにしたがって、ルートを決める必要があります。
また、乗れる飛行機の回数(途中降機回数)は限られています。
世界一周航空券を最大限に活用するには試行錯誤する必要があり、旅程を組むのも工夫が必要です。

この記事では、具体的に以下のことを紹介しています。

  • 絶対に知っておくべきルール

  • ルートの組み方の基本

  • 世界一周航空券を最大限に活用するルートの組み方

  • どのような購入方法があるのか?

  • 購入の手順

  • 購入後の変更方法、キャンセル

  • 購入の際に疑問に思ったことの答え

    • 一部区間のみ座席のアップグレードは可能か?

    • どのくらい前に購入すれば良いか?

    • 購入先でサポートなど異なることはあるのか?

    • サポート窓口の対応時間と日本語対応

    • 選択した便が共同運航でスターアライアンスではなくなったら?

  • 実際に買って気づいたこと注意点、これから買う人に知って欲しいこと

  • おまけ:世界一周でかかった費用のすべて+保険について

  • おまけ:私が世界一周する際に検討・宿泊したホテルのリスト

    • 20都市60ホテルを紹介した14,000文字越えの購入者特典記事

私自身、購入する際にあまり情報がなく、ANAやスターアライアンスへの電話でも質問をしつつ、手探りでルートの作成、購入、実際に世界一周までしました。

疑問に思ったことなどをまとめ、購入の時にあったら良かったなという記事に仕上げました。
購入の際に絶対に役立つ記事になってます!

◯スターアライアンスの世界一周航空券 とは?


スターアライアンス - Wikipedia より引用

比較的安価に世界一周(地球一周)ができる航空券です。

ルールの詳細については後ほど紹介しますが、最大16区間飛行機に乗ることができます。
それらの世界一周分の航空券がパッケージになったイメージです。

エコノミーであれば、約40万円
ビジネスでも約71万円
ファーストだと約120万円
で世界一周ができます。(時期やルートによってはもっと安く)

日本からANAでニューヨークを往復するだけでも同じくらいの費用がかかりますし、ビジネスやファーストだともっと高いので、かなりお得に移動することができます。

単純に世界一周旅行がしたいという方にはぴったりな航空券ですし、仕事で2カ国以上(特にアメリカ大陸+ヨーロッパ or アフリカ)に続けて行くという方にもお得な航空券です。

また、”スターアライアンスの”世界一周航空券のため使用できる航空会社は、スターアライアンスに加盟している航空会社のみです。

スターアライアンスとは?

日本だとANAがスターアライアンスに加盟しています。
26の航空会社が加盟している航空連合です。

具体的には以下の航空会社を使用できます。
エーゲ航空、エアカナダ、エアチャイナ、エアインディア, ニュージーランド航空、全日空(ANA)、アシアナ航空、オーストリア航空、ブリュッセル航空、アビアンカ,コパ航空、ク ロアチア航空、エチオピア航空、エジプト航空、エバー航空、 LOTポーランド航空、ルフトハンザ ドイツ航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、深セン航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナルエア ラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、トルコ航空、ユナイテッド航空

スターアライアンスという連合があることのお客さんとしてのメリットは
・スターアライアンスに加盟している航空会社を使用したときにANAのマイルをたまる
・ステータスに必要なポイントがたまる

・ステータスの特典を様々な航空会社で利用できる
などが挙げられます。

別の航空連合としてスカイチームやワンワールドがあります。
JALはワンワールドに加盟しています。

◯スターアライアンスの世界一周航空券のルール

世界一周航空券には様々なルールがあるので、購入する上で絶対に知っておくべきルールをいくつか紹介します!

▼必ず地球を1周する必要がある


太平洋、大西洋を1回ずつ横断する必要があります。
言い換えると実質、地球を1周する必要があります。

例えば日本から旅程を開始した場合、必ず地球を1周して、日本に戻ってくる必要があります。
同じ国であれば、どこの空港から出発して、どこの空港に戻ってきても大丈夫です。
羽田から出発して、関西空港に帰るのもOKです。

東回り、西回りどちらも大丈夫ですが、どこかで引き返したりできず、1周する必要があります(大陸内での移動は可能)

一度中断して、再開するということも可能です。
例えば、A国で日本に帰る航空券を取り、数ヶ月後にA国に戻って、世界一周を再開するということができます。
まとまった休みが取れない場合も何回かに分けて旅行することができます。

▼2〜15回途中降機ができる

地球1周の間に2〜15回途中降機ができます。
つまり最大16区間の飛行機に乗ることができます。
言い換えると最大15空港 に行くことができます。

2回~ というのは、最低2回以上の飛行機の搭乗が必要ということです。
(そもそも2回以下で地球1週はできないので、自ずと2回以上にはなります)

ちなみに途中降機というのは、その到着した場所での24時間以上の滞在と定義されています。

また全旅程で最低でも10日間が必要となります。
なので、最初の搭乗日から10日経たないと戻ってくることはできません。

例を挙げると、日本からアメリカだけ行って日本に戻るということは以下の理由によりできません。
・太平洋の横断はしているが大西洋を横断していない。
・途中降機が1回のみ。
最低でも日本→アメリカ→イギリス→日本のような太平洋・大西洋を横断し地球1周かつ、2回の途中降機、そして10日以上の滞在が必要になります。

またこの航空券を利用して最長1年間の旅行が可能です。

途中降機は、各都市で1回まで、各国で3回までという制限もあります。

▼乗り継ぎは、1区間にカウント

直行便のない空港に乗り継ぎをしていく場合は、乗り継いだ分だけ1区間にカウントされます。
そのため別の空港で乗り継いで目的地に行くまでに2区間分使用することになります。

なるべく直行便で目的地に行くのが区間数を節約するポイントです。

▼到着空港以外からの出発は1区間分にカウント

例えば空港Aに到着して、電車などで空港Bに行き、空港Bから出発した場合も1区間にカウントされます。
なので上の画像の例では、「次の目的地」に行くまでに合計2区間使用することになります。

到着空港からまた出発するのが区間数節約のポイントです。

私の場合はイタリアに行った際に
ローマの空港に到着し、世界一周航空券とは別で手配した飛行機でヴェネツィアに行き、そこからバス、列車でフィレンツェに行き、ローマに戻りました。
このように行きたい場所が近い場合や直行便がない場合は、世界一周航空券とは別に移動手段を手配して、到着した空港に戻ると区間数を節約できます。

▼受託荷物の制限


受託荷物が無料な範囲は以下のようになっています。
※ANAなどのステータスを持っていると変わります。

北米地域内では、1つ目の受託手荷物から料金が掛かる場合もあるようです。

超過分の料金や扱いに関しては、航空会社によって異なります。
ANAの場合はこちらに記載されています。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/boarding-procedures/baggage/international/baggage-over/


◯世界一周航空券の価格

スターアライアンスの世界一周航空券の価格はマイル数(≒移動距離)とクラス(エコノミーやビジネスなど)で決まっており、2023年5月現在で円換算すると以下のようになっています。

※2023年5月現在

自身でマイル数を確認するのは面倒ですが、後ほど紹介するシミュレーターで自動的に計算されるので、上記の価格は参考程度になります。

また、最終的に上記の金額に燃料サーチャージ空港使用料諸手数料などの料金が加算されます。
そのため行く場所や時期によって最終的な価格は異なります

その他に航空会社や代理店で購入する場合は、購入手数料もかかります。

私の場合は、エコノミーの34,000マイル以下、15区間MAXで使用して購入しました。
結果的に諸経費など含めて1人、583,000円(税込)でした。

2023年3月に購入したので、燃料サーチャージが比較的高い時期でした。

ロサンゼルスにANAのビジネスで行くだけでも100万円近くかかるので、ビジネスに乗りたい方には特にお得です

ただし、ビジネスやファーストの席がない便もあるので、ご注意ください。
席があるかないかは購入前にどの便に乗るかを決められるので、便名で検索すれば調べることができます。

また、エアチャイナ、ユナイテッド航空、アメリカ国内、カナダ国内、中国国内、アメリカ - カナダ間ではビジネスクラスがありません。
しかし、ファーストクラスがある場合は、席の空き状況により、ビジネスからファーストクラスにアップグレードしてもらえることもあります。

逆にプレエコやビジネス、ファーストを購入してもエコノミーしかない便では、エコノミーになり、差額の返金等はありません。

プレエコとファーストがない便が多いので、エコノミーかビジネスがおすすめです。

キャンセルと変更

購入後にキャンセルする場合は150US ドルの支払いが必要になります。

フライトの日程の変更は無料でできますが、経路の変更には、125US ドルかかります。

どこで購入しても、これらのルールは同じです。

◯世界一周航空券の購入方法

ここからは実際に様々な購入先をご紹介し
ルートの組み方お得で最大限活用するルートの組み方などを解説していきます!
最後には実際に私が購入する際に疑問に思い、ANAなどに問い合わせたことや実際に買って気づいたことや注意点を紹介します。

以下のX(Twitter)のポストをリポスト(リツイート)いただくと通常1,000円のところ500円でこの先の全ての記事を読むことが出来ます!
ぜひご活用ください!


実際に行った2か月半の世界一周でかかった費用もすべて、別記事(9,000文字)でご紹介します!

世界一周でかかった費用の記事の一部
国別やカテゴリ別に紹介

購入者特典として、私が世界一周する際に宿泊した or 宿泊検討したホテルを紹介した記事もご覧いただけます。
行く場所が多いとホテル探しも一苦労です。
条件が合えば、参考になるかと思います!

世界一周で検討・宿泊したホテルの記事の冒頭と目次

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