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可愛い、綺麗、の呪縛。



先日、こんな話を耳にした。


SNSは自分の世界、好きに写真をアップして何が悪いの?

SNSは顔が可愛い、スタイルがいい、おしゃれだ、綺麗と一般的に他人から評価される人が使うものなの?



SNSを開くと劣等感を感じる人も少なくない。

私も実際、世の中にはこんなに可愛い子達が多いのか。。!とびっくりします。

映える(もう古いね)写真を撮らなきゃ、おしゃれなファッションじゃなきゃダサいって言われるから、友達のタグ付けしなきゃ、いつの間にか楽しいはずのSNSがアップする写真に条件を感じてしまう。誰かに評価されるものになってる。

でも、それっておかしい。

自由に自分の好きにページを作って何が悪いのか?そこには何の資格も必要なく自由な選択なはずだ。


SNSって写真を加工しようが、自分がいいと思ったものを写真にとって自分の気持ちが嬉しくなる、楽しくなるものであればいいと思うんですね、個人的に。

別にSNSが嫌いとかじゃない。もちろん便利で情報収集に活躍するし私だって活用する。

SNSと一緒に生活するのが当たり前になった現代に生きづらさを感じる人に向けて

他人のSNSを見て疎外感や劣等感を感じたり、私なんか、、って思うのは違うよ〜って言いたいだけ。


もっと自分を楽しんで。人が何と言おうが 人生は楽しんでるもの勝ちなんだ。

私はスタイリストの仕事をしているが、外見に似合うファッションだけが正解じゃないと考えている。むしろそこは2の次。

この人が一番心地よく着れる服って何だろう?それが一番大事なんだ。


好きならその服気にせず着ちゃいなよ。

細い人しかミニスカート着ちゃいけない? はぁん?誰が決めたんじゃコラ。 の姿勢でいいんだよ。


着たい服をその人が心地よく、自信を持って着れるようにアイテム選びや合わせるコーデでチューニングするのが私の仕事。


自分の外見のパーソナルカラーや骨格だけの条件で服を提案されても、着たいと思うものじゃないと 私自身だってすぐ着替えたくなる。

骨格診断通りの そんなブリブリフリルなんて着たくねーよ。

Tシャツにデニムが一番心地いい。足元はビーサン、髪は軽くオイルつけてキュッと高い位置で結ぶ。

耳にはいつも付けっ放しのフープピアス。右手の中指にシルバーリング。アクセサリーはお守りと一緒。

それはラフだけどテキトーな服じゃない、むしろ自分が着ていて心地いい服だから無地Tシャツ一枚もサイズ感や生地など 自分が うん!これいいね!と着ててテンション上がる服しか買わない。

もちろん、最終的には着ていて心地いいかつ自分がよく見えるスタイリングをするんですが、優先順位があるって感じです。

安い、高い、流行り、外見に似合うetc...より先に着てて心地いい!!を優先していいと思います。





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Kazumi okada 岡田香寿美/ファッションスタイリスト/専門学校講師
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