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謝罪の意思はあるけど謝罪自体はしない

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「謝罪をしたいと思います」この言葉自体は謝罪ではない。「(発言を)撤回したいと思います」撤回をしたから問題解決ではない。これが何か問題を起こした時に炎上していく大きな原因であると思う。謝罪というのは誠心誠意の言葉で、態度で、行動で継続して示していく必要があるもの。「〇〇について申し訳ございません」「私の〇〇という発言が原因です」という具体的な形で自分が誤っていた点を、謝罪している点を明確にすべきなのではないかと思っている。ざっくりとした謝罪は心に響かない。だから納得させる事もできない。

具体的に示す事ができない方の大部分は残念ながら、自分の何が悪いのか、自分の何が問題となっているのかを理解できてない。だから謝罪ポイントを有耶無耶にしてしまう。「とりあえず謝っておけばいいんでしょ?」という本音が多くの方に見透かされているから更なる炎上に繋がってしまう。言葉は悪いが揚げ足取りのように指摘をされ続けてしまう。挙げ句の果てには「こんなに謝っているのになぜ納得してくれないだ」と今度はまるで自身が被害者のように立場を変えて訴え始めるパターンも多い。

誠心誠意の謝罪とは明確に具体的に自身が間違っていたポイントを示す事、謝罪の意思だけではなく謝罪の言葉を発する事、1度謝罪して問題を終わりにするのではなく継続していく事。この3つが出来てはじめて成立するもの、多くの方を納得させる事ができるのではないか。もちろん、この謝罪に併せて責任を取るという事も必要だろう。ただ、パフォーマンスのような惰性のような形では意味が無い。例えば辞めるという責任の取り方をした場合、辞めたから問題が解決とか終わりとはならない。あくまでも謝罪の中の1つの過程でしかない。

しかし、誠心誠意の謝罪をし続けたとしても全ての人を納得させる事は難しい。人間は様々な感情、意思を持っている生き物。問題自体をちゃんと責めてる人もいれば、一部ではあるかもしれないが炎上を面白がってる方がいる。ファンやアンチなどの枠組みも存在する。また、無関心だったりニュートラルな考え方の人もいる。いわゆる一般層にまで問題が拡大するには少しタイムラグが存在する。アンチを納得させる必要があるのかは正直難しいところ。ただ、炎上している時には元々はファンだった方も問題に対して怒ってる場合が多い。

よくファンや周りの方は納得してくれてるから問題無いと認識してしまう、謝罪に納得してくれていると考えてしまう方がいる。これは個人的には間違いだと思っている。アンチだけが問題視している場合には何かを発信するたびに毎回炎上してなければおかしい。しかし、先ほども述べた通り元々ファンの方も怒っている場合や一般層にも拡大している場合に炎上は発生するのである。そうなると今いるファンや周りの方だけの意見や納得感だけでは意味が無い。だからこその継続性が大切なのではないかと思う。自分で問題は解決した、謝罪は十分にしたと認識してしまうのは誤りであり論外である。全ては自分発信ではなく、少し離れた周りが判断していくもの。一般層だったり元々のファンだったりに目を向けていく必要がある。

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