meerkat
ほのぼのとした日常の風景を切り取ります。
エクストリームな童話です。
意識高いインフルエンサーにもアグリーいただける、ベネフィット確実のアウトプットをお届けします。コンセンサスを得られるよう出来るだけエビデンスを添付し、プロセスやタスクを見える化しています。私が自らガバナンスし、記事の執筆にコミットしてアグレッシブに書いた記事です。さらにモチベーションを上げてプライオリティも考慮されています。フレキシブルなスキームで目の前のオポチュニティをゲットしましょう。もちろんコンプライアンス重視です。初めて訪問された方はぜひ過去記事をキャッチアップし、ドラスティックにイニシアチブをとって人生のPDCAを回すのに役立てましょう。
一行のホラーな小説集です。厳密には一文と言ったほうがいいかもしれません。
■■■■■■■■■■について 1. 経緯 ■■■■■■■柴犬■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■柴犬■■ ■■■■■■■■■■■■■■■た。 2. 現状 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■柴犬■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■である。 3. 今後の対応(案) 柴
メロスは激怒しただろう。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意しただろう。メロスには政治がわからぬだろう。メロスは、村の牧人であるだろう。笛を吹き、羊と遊んで暮して来ただろう。 (以下略)
あるK氏は電車を乗り間違えて死んだ。 別のK氏は玉ねぎと間違えて自分をみじん切りにして死んだ。 また別のK氏は犬小屋から落ちて死んだ。 さらに別のK氏はただ死んだ。 隣のK氏は生き返った。 あのK氏はお洒落に死んだ。 生き残ったK氏は死んだ。
扇風機のスイッチを入れて去っていった君 羽はまわり出す エキゾティックに ドラマティックに 羽の回転は速さを増す エキゾティックに エクスポネンシャルに 羽の回転が光速を超えたころ 僕の時空は歪み始める エキゾティックに サーカスティックに 降り注ぐアインシュタイン 発散するシュレーディンガー 父の下着はエキゾティック 母の上着もエキゾティック エキゾティックは実数ですか TOKYO駅までエキゾティックですか いつもの場所にいない野良猫 吹き上が
Nはヤクザになりきれないチンピラである。いや、チンピラと言うのもチンピラに失礼な中途半端な人間であり、せいぜいチンピラ崩れとでも呼ばれれば御の字だ。 そのNがある日、町で老婦人とすれ違いざまに肩がぶつかり、因縁をつけた。Nは老婦人に悪態をつき始めた。 Nがババアだのクソだの足りない語彙力で精一杯の悪態をつき終えると、老婦人は何も言わずにいきなり、持っていた杖をNの急所部分に突き刺した。 Nは倒れ込んでウンウン唸った。Nが動けないでいると、老婦人は今度はNの頭を杖で何度も
K氏は仕事中に疲れが溜まってくるとチョコレートを食べる。その週は特に忙しく、月曜から尋常ではない量のチョコレートを食べていた。 水曜の夕方になり、K氏がチョコレートに手を伸ばそうとすると、残りが一欠片しかないことに気が付いた。 仕事は手が離せない状況で、あと数時間は買い出しに行く余裕もない。K氏は最後の一欠片を、いま食べるか、もう少し我慢してから食べるか悩んだ。しばらく悩んでいるとK氏はチョコレートになった。 上司が後ろを通った。 「さっさと決めないからそうなるんだよ
小学生の頃、父が仕事帰りに線香花火を買ってきた。 父は線香花火を持って、私を近くの海岸に連れていった。 海に着くと、父は線香花火の袋を開けてその中の1本を取り出し、ライターで火をつけた。 その1本は典型的な線香花火の火花を散らした。 火が消える前に、父は次の1本に火を移した。 この1本も、これこそ線香花火だとでも言うべき火花を見せた。そしてそれが消えそうになると、また次の1本に火を移した。 父はこれを繰り返した。そして最後の1本になるまで一人で線香花火を輝かせ続け
【なぞなぞ】 Q: どうやってこんな味を見つけたのか見当もつかないような調味料は? A: ラマヌ醤
久々にnoteに戻ってきたので何となく名前変えました。 読み方は「ゃほFム4eけ」です。
朝、男が家を出て会社へ向かおうとしたが、暑かったので気が変わり、家の中に戻って冷凍庫に入った。 数時間して男が硬く凍ったころ、寝室から妻が起き出してきた。 暑かったので妻は冷凍庫に入ろうとして開けると、中に夫がいる。 二人分のスペースはないので、妻は仕方なく夫を取り出し、かき氷にして食べ、自分が冷凍庫に入った。 妻が硬く凍ったころ、めったに自室から出ない長男が冷たいものを探しに台所へ来た。 冷凍庫を開けて母親が凍っているのを見つけたが、自分の好きなアイスクリームが入
ある人が8時間坂をのぼり続け、その後8時間坂をおり続けた。
ある人に捧ぐ ある所に、誰も住んでいませんでしたが住んでいました。 ある日そこへ、誰もやって来ませんでしたがやって来ました。 そして、何もしませんでしたをして帰って行きました。 その日以来、この人の心の中は満たされない心で満たされました。 しかし、この人はとうとう見つけるべきものを見つけました。
以前書いたものを手直ししてショートショートガーデンに転載しました。 『伸びてる、 伸びてる』 https://short-short.garden/S-uCTghK
寒くなってきたから名前変えた。
数学の授業が始まると、先生は「みなさん、コンパスと定規だけで半径0センチの円を描いてください」と言った。 クラスで一番優秀な生徒がコンパスと定規を使ってノートに何かを描き始めた。 その他の生徒はすでに授業に飽きていたので、教室を出てどこかへ行ってしまった。 教師も授業に飽きたのでどこかへ行ってしまった。 クラスで一番優秀な生徒は授業が終わるまでノートに何かを描き続けていた。 ※ショートショートガーデンにも掲載
近所に自転車屋ができた。 自転車が欲しかったわけではないが、私は何の気なしに寄ってみた。 並べてある自転車を眺めていると、店員が「何かお探しですか」と声をかけてきた。「いいえ、見ているだけです」と言うつもりが、間違えて「エドワード・ゴーリーの本に出てきそうな自転車はありますか」と言ってしまった。 すると店員は店の奥から、エドワード・ゴーリーの本に出てきそうな自転車を運んできた。店員はこの自転車の性能やら特徴やらを延々と説明した。 買うしかない雰囲気になってしまったので