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炊き込み御飯と何だか炒め


炊き込み御飯と何だか炒めですが、何だか良く分かりませんでした。


さて本日9月2日はポツダム宣言を受諾した日本が降伏文書へと調印した日です。

これをもって一般では太平洋戦争、日本名で大東亜戦争は正式に終結しました。


日本は玉音放送の発せられた翌日には組織的な戦闘行動を停止しており、8月15日をもって終戦の日としている訳です。

それに対しアメリカなどは、降伏文書調印式のあった9月2日を対日戦勝記念としているのです。


調印式はアメリカ海軍所属、戦艦ミズーリ号の艦上で行われました。

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ミズーリ号はアイオワ級戦艦の3番艦ですが地球侵略に飛来した異星人を撃退するなど、人々の脳裏に記憶が深く刻まれております。

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また、シージャックしてきたテロリスト集団を、乗ってたコックが1人で返り討ちにした事でも有名ですよね。

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アイオワ級戦艦は全長270m満載排水量58000t、主砲である50口径16インチ三連装砲塔を三基搭載した、最大速力33ノットの高速戦艦です。

砲塔配置が似ている事から日本の大和型戦艦と良く比較されたり、ライバル扱いされたりもしますよね。

スペックでも互角とされる事もあります。


しかし現実に交戦したことはありませんがアイオワ級は、大和型との殴り合いには少々分が悪いのです。


実はこのアイオワ級、高速性能を得た代わりに艦型が戦艦としては異様に細長いのです。

大和型の全長263m全幅38mに対し、アイオワ級は全長270mと大和型よりも長いのに全幅が33mしかありません。


上空からだとタライに見えるといわれた大和型は嵐の中でも殆ど揺れず、魚雷の命中にも艦内にいたものは殆ど気付かなかったと言われる程の安定性能がありました。

しかしこのアイオワ級はマッチ棒みたいな艦型が祟り、嵐どころか自分の主砲が斉射されただけで揺れてしまうのです。


1940年代当時の戦艦の砲撃は自艦の動揺周期や速力とベクトル、敵艦の速力とベクトルだけでなく上空の風速や気温や発砲回数、果てはコリオリの力まで考慮されて弾着点を算出していました。

そして正確な砲撃を行うにはプラットフォームの安定性が欠かせません。


風が吹いたり撃っても当たらない大砲とか洒落にならんのです。

なのでアイオワ級戦艦は最後まで正確な射撃が出来なかったという噂もある訳です。


しかしアイオワ級が就役した1940年代以降は航空機の発達で大口径艦砲の必要性が薄れており、あまり問題にはなりませんでした。

それどころか高速性能や汎用性の高さで湾岸戦争まで使われ続け、ようやく2006年に全てのアイオワ級は引退となります。

これで世界の海軍から戦艦という艦種が消えて無くなったのでした。


次に復活するのはイスカンダルから波動エンジンの設計図が届いてからです。


そんな9月2日の出来事でしたが、別名は娘の誕生日です。



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