見出し画像

グラタン


グラタンですが、モグタンではありません。

ましてや木炭でも練炭でも豆炭でもありません。


モグタンとは毎週土曜日に時間跳躍を繰り返していたピンク色のクリーチャーです。

小学時代で土曜の夕方といえばモグタンから始まり料理天国 → ヤッターマン → まんが日本むかし話 → クイズダービー → 8時だヨ!全員集合 → Gメン’75 → ウィークエンダーがド定番で、再現フィルムが始まると居間が気まずい雰囲気となったものでした。


さて、時間跳躍といえばワールドワイドのフェイマスで有名なものにドラえもんのタイムマシンやBTTFのデロリアンがあります。

しかしこの二つには時間跳躍の機能しかなく、場所は選べないという欠点があります。

ドラえもんのタイムマシンで出現場所を選ぼうとすると、タイムマシン及びどこでもドアという合わせ技一本が必要になる訳です。


しかしこのモグタン、単体で時間どころか空間までも跳躍可能というハイパーな性能を持っているのです。

例えば、現代日本から古代ヨーロッパに至るまでの跳躍が可能なのです。

しかもモグタン自身だけでなく、横に座っている岡まゆみお姉さんまでも跳躍させるというチートっぷりです。


デロリアンの場合、時間跳躍するには1.21ジゴワットという意味不明で意識不明な単位のエネルギーが必要とされます。

この1.21ジゴワットは核反応と同等な電力とされ、初期の起動にはプルトニウムという物騒なエレメントが必要でした。


しかしこのモグタン、クルクルバビンチョパヘッピポ!ヒヤヒヤドキッチョの、モーグタン!という謎の呪文を唱えただけで時間及び空間の跳躍が可能なのです。


欠点は跳躍後に実写からアニメ絵に相転移してしまう事でしょうか。


そんなグラタンでしたが、昨日は疲れていたので嫁様が作りました。





【不定期連載】 〜 実録 家族の肖像 〜






嫁様「パセリが無かったからグラタンに青海苔ふってみた」





オレ「それは少し違うだろ・・・」






押すなよ!絶対に押すなよ!!