文系営業マンがSEになってわかったこと
この投稿は、文系営業職が情シスSEになった話を書いています。
元々の仕事が、インフラ関係(電気通信など)でのルートセールスでした。
一昔前の営業スタイル(お客との飲み会当たり前)で、「商品力や、いかにお客様の課題解決に貢献できたか」は求められません。
むしろ、「いかにお客様と仲良くして、スムーズに受発注処理をこなすか」みたいな感じです。「THE MODEL」のような格好良いセールスではなかったです。
そんな自分が、社内SEというポジションに飛び込んでみて、わかったこと、変わったことは次の感じでした。
働く時間がバラつく
勉強したことがすぐ仕事に活かせる
めちゃくちゃ社内で感謝される
順に説明します。
1.働く時間がバラつく
これはどうしようもないですが、例えば基幹系のシステム(会社で1番使われている大事なシステム)のメンテナンスを日中気軽にできません。
頻度は高くないですが、昼に出社し、21時からメンテナンスをするなんてこともあります。
2.勉強したことがすぐ仕事に活かせる
例えば、基本情報技術者資格の勉強をしていた翌日に「データベースのトランザクションログが出力されていない」なんてことがありました。
まさに「チャレンジでやったやつだ」的な状態です。
おかげで、すぐに影響範囲を説明することもできました。
営業の時に、意識高い系の本を読んでも、すぐアウトプットするのが難しく、仕事の勉強なんて意味ないと思っていました。
SEは、学んだ内容をすぐ活かせたり、業務をする上で学び続けることも必要なのはだいぶ変わったことでした。
3.めちゃくちゃ社内で感謝される
あるシステムが突然利用不能になり、代わりのものをノーコードツールで10日程で作りました。
全社員が毎日使うものを、短期間で作れたこと(と言ってもノーコードツールが凄いだけですが)で、非常に色んな方に感謝されました。
日頃から、色んな問い合わせに対応しますが、その度にすごく感謝されます。
社内SEというよりも、会社の文化かもしれませんが、ものすごくやる気につながります。
営業から変わってみて、感じたところはこんなところでした。
総じて、自分は転職してよかったなと思います。
何より「人が困っていることを自分の手を動かして解決してあげられる」ことが、自分にとってはすごくプラス要素でした。
営業をやってきて良かったなと感じるのは、他の人との調整や、他部署とコミュニケーションを取るのがうまいと言われることかもしれません。
この記事が同じ境遇で社内SEを目指す方の参考になれば幸いです。
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