ほうじ茶

女性。子育てはだいたい終わって、数年前に離婚。大学教員。ワーカホリックの自覚あるけど、…

ほうじ茶

女性。子育てはだいたい終わって、数年前に離婚。大学教員。ワーカホリックの自覚あるけど、自分にとって働き方改革とか、むしろ「余計なお世話」。今、常に楽しい。でも、女性が日本で働くのってまだまだ大変。日常の小さいことから、「地球っていいよね」的なことまで、徒然なるままに吐露したい。

マガジン

  • 愛おしいモノ

    「もの」に関する読み物

最近の記事

切り替えの速さと冷たさ

授業や研修のときには、受講している人のやる気を引き出し、協調的な雰囲気を作り出すような感じだから、端から見ればかなり、「人が好き」で「コミュニケーションをとるのがうまく」て、「思いやりがあり」、「やさしい」と思われていると思う。 しかし、内実は違う。先日、能力を見込んで仕事をお願いした人がギブアップした。そのとき、この人は私と一緒に対等に仕事をしていくのは無理なんだと、悟って、一瞬のうちに切り捨てた。目の前にいるのはもう同志候補ではない。もう同じ土俵にいないから、この人の能

    • 仕事と家庭の両立について~出張時の工夫~

      大学教員という職種において女性はまだまだ少数です。令和元年度の学校基本調査によれば大学教員全体では25%で年々増加傾向にあるものの、助手(58%)から助教(31%)、講師(33%)、准教授(25%)、教授(17%)、副学長(12%)、学長(12%)に向かっていくほどその割合は減っていくのが特徴です。また、大学種別でいえば、私立大学より国立大学のほうが女性教員比率は低い(例えば、教授は私立大学17%に対し国立大学は10%)です。 で、ここでの主題は「女性教員を増やさなくてはい

      • 研究者を目指す女性大学院生へ~名前はそのまま~

        私は大学教員をしています。日本は、「女性が働く」という観点からするとまだまだ環境として改善すべきところがたくさんあります。でも、それを待つだけではなく、できる工夫をしていって「生きやすさ」を整えていくことも大切です。 「生きやすさ」の工夫において、研究者を目指そうと思っている女性の方々に伝えたいアドバイスは、「名前はそのままで」です。 現在の日本は、夫婦として婚姻すると同じ戸籍に入ったほうが法律的にも税制的にもいろいろと守られることが多いです。そして、女性が男性の姓に変更

        • モノとのつきあい

          私はHERZというところのリュックサックを仕事に使っています。もう7-8年になります。革製だからちょっと重く、中も裏地もついてないので無骨。でも、とても丈夫で、PCなど重いものをいれてもびくともせず、あちらこちらに出かけてついた傷にはむしろ愛着を感じます。 今はどういうシステムかわからないですが、私が欲しかったこのリュックサックは受注生産で、購入してから手元に届くのに1ヶ月くらい待った記憶があります。ブランド物のバッグのような値段ではないですが、当時の私には気軽に買える額で

        切り替えの速さと冷たさ

        マガジン

        • 愛おしいモノ
          1本