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LIFE-SIZE vol.1 4月初週展示

<LIFE-SIZEとは>

名古屋の様々なお店と作家たちをつなぐ。ローカル⇄アートの循環を目指し、現社会に寄り添った展覧会を開催。

LIFE-SIZEの意味は”等身大“

共同主催:つくしチーム
後援:FabCafe Nagoya

4/1よりLIFE-SIZEが始まっています!
週末を利用して現在(4/3時点)会期中の2会場にお邪魔しました。

③Yumeka Saitoさん // 会場: LOGICさん 

会場のLOGICさん。亀島駅近くです。
入り口の景色から名鉄電車の赤と新緑の緑のコントラストですでにテンション上がります。
入るや否や、口上のごとく滑らかなメニューの説明をしていただきました。あまりの滑らかさにずっと説明聞いてたいなーと思ってましたが、注文せねば。
コロンビアをオーダーしました。
説明もさることながら一杯ずつ淹れてくださるコーヒーがとっても美味しいんです。

コーヒーの香りを最後まで楽しんでもらうため、この形のカップを使われているそうです。カップ内でずっと香りが対流するとのこと。拘り!

YUMEKA SAITOさんの作品はとっても柔らかく、お守りとしてポケットに忍ばせたいようなものばかりでした。春のソワソワ感を包み込んでくれるような温かさを感じました。

実は本当にポケットに入れて持って帰れるような仕掛けに。(注:物理的にではなく)
作品にQRコードがつけられているので、気に入ったものはスマートフォンで読み込んで、リンクを保存することでずっと持っていられるんです。
いたく感動しました。僕も保存して持ってます。

⑥YANO KAZUKIさん//会場: zero COFFEE STANDさん

移動して都心部、栄のど真ん中のインダストリアルな雰囲気のzero COFFEE STANDさんへ。
会場をはしごすると、今回ただごとじゃないぞ…!!と感じられます。この2つだけでもめちゃくちゃ雰囲気違うんです。でもコンセプトは全く違わない。キュレーターのスエイシユミさんのマッチングの妙を感じます。


YANOKAZUKIさんの作品とお店の雰囲気が地続きで、むしろお店が額装なんじゃないかなってレベルです。伺ったのが夕方だったのですが、あまりの空間の心地よさに同行者は早くも一杯はじめてました。
以下、LIFE-SIZEのWebサイトより抜粋

アート鑑賞は、閲覧する人の環境や文化背景によって、同じ作品であっても見方や感覚が変化します。それらが、アート・芸術が”正解のない”と称される所以の一つ。故に「わかりにくい」「難しい」と一線を引かれてしまいます。
ですが、本来アートというものは、個々が好きなことを自主的に行い、そこから自己追及していく結果の表現です。必ずこうしなければいけない、前に進まなければいけない、高貴でなければいけない、世の中をよくしなければいけない、というプラスの義務感を帯びたものではなく、その人がその人らしい”等身大”で在る為の表現手段です。

あんまこう、ハレ/ケの話をするのは憚られるんですが日常の地続きとして作品にタッチできる環境はすごく大事だと思うんです。

僕は特にバックボーンがしっかりしてるわけでもなく、アートが好きっていうヤワな一般サイドから見てるので余計かもしれませんが、居心地のいい空間でじっくり作品と近い距離を保てるのって優しいなと感じます。

家に作品が飾ってあって、それを毎日眺めるような感覚で、お店に作品が飾ってあって、しかもお店との調和がとれていて、かつ畏まらなくても良いっていうのは有難い。

アートはこういう風に展示されなければならない!こういう風に鑑賞しなくてはいけない!っていうバイアスを上手に取っ払ってくれるのが今回の企画のミソかなーって。

正直、フラーっときたお客さんで作品に全く目もくれずスマホいじって帰ってく人もいるけどそれでもいいと思うんです。飲食店だから。

でも、フと思い返した時になんかあったなーみたいなとっかかりが増えていったらなとイチ参加者としては思ってます。



【以下宣伝です!】

FabCafe キュレーターのスエイシユミさんのお誘いを受けて、我々R.O.S.SANTOSHも参加させていただいています。僕らは5/22-23のみの開催で、展示というより、どちらかといえばイベント寄りなんですがどうぞお越しください。僕らの自己表現をぜひ見に来て!

写真: nostalgic new world リンくん

nostalgic new worldのリンくんと一緒にいっちょやらせてもらいます。

コンセプトはFood, Mood, Photo。三つが渾然一体となった空間で、サウナ後のような溶け合う感覚を味わってもらえれば…!

家具と写真の展示、カレー、DJとZineを用意して待ってます。詳細は追って。

R.O.S. SANTOSH
ヒガシヤスタカ

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