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便利なシステム化の中で無くさないでおこうと思うもの

 システム化されることのメリットは時間の短縮・伝達ミスの防止・履歴の保存などの他にも、構築する目的やメリットがある。

例えばネットショッピングでお買い物した場合、自動配信メールが届く。

・ご注文を承りました。

・発送準備しております。  

・商品を発送しました。 

などなど、一連の作業や伝達が順序通りにお知らせされる(イレギュラーな対応もあるけれど)。

時にはお礼メールまでくれる。^^

 ショッピングに限らず企業間の取引でも多くがシステム化されていて、誠に便利だ。大企業はこれ無くしてスムーズに経営できるのだろうかとも思う。

 でも私のような個人事業主や、フリーランス、中小企業は人力で応対しなければならない機会が多い。人力なので「誠実」さが試される。

対等に主張すべきところはしなければならないけれど、遜る必要もないし、逆に相手を見て態度を変えることもやってはいけないと思っている。

でもやっぱり女性蔑視や、相手を見下して高圧的な態度をとられることもあり、バックに男性がついているとなると態度を変えるなど、まだまだ差別はいたるところにあるんだなと感じた。

その構造はしっかり現実で繋がっていて、そのどこかの階層に自分もいる。
だから自分がストッパーになれるかどうか。
自分の中にある優生思想を自覚して、ヒーローにならなくとも、自分がどう行動するかが大事だと私は思っている。

自分が女性蔑視される(されがちな)属性だからこそ、他者への偏見や差別はいけないと気付くこともあるし、もし自分が差別を受けにくい立場だったとしても(例えば男性だったり権力者側についていたりしても)、歴史や現実を知ろうとすること・他者への想像力を持つことで偏見や差別心は減るのではないだろうか。

差別とか優生思想とか発言すると、反差別の活動家かと思う人もいるかもしれないけど、私は他者がレッテルを貼る活動家ではありません。自分の日常で身近に起きていることなので、そんなに特別なことなのだろうか?

 極端なネガティブ思考は被害妄想も入っているし、極端なポジティブ思考はリスクや危険回避能力を鈍らせる。
自分の心持ちだけで解決することもあるし、ならないこともある。
DVやいじめも心持ちやポジティブ思考だけではなくならないのと一緒で、日常でアクション起こさないと何も始まらない。

声に出さないと平凡な日常の中に消されてしまう。


便利さの中でどんどん置き去りにされてしまうのは、そんな他者へのリアルな敬意と想像力なのだと実感した出来事のあった今日この頃。

※真似やパクリは商標権侵害でっす。

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