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「推される側」が紡ぐ、沼堕ちのよろこび

「Magic Shop」で彼らの歌詞に注視するようになった後、この映像に出会った。
この歌詞が本当に…癖(へき)にぶっ刺さった。
降参だ。その曲は「Pied Piper」です。

※日本語字幕映像お借りしました

「army1回はこれに狂う時期がある」ってYouTubeコメント、「わかる」「今まさに狂ってる」とたくさん返信がついていたけれど、自分もしっっかり狂ってしまった。

初見はマジショDVDだったっけな…?
歌詞に興味なく「皆かっこいいな〜♡」と眺めていた自分をブン殴りたい。

色気爆発のパープルジン。窓ふき兄さんはどこ…

私にぶっ刺さった歌詞

「愛が重い方が重量級の感情で相手を包み込んで、やがてその人なしでいられなくする、依存させる」という状況がめッッちゃくちゃ好きなので

君を助けに来たんだ
君をダメにしに来たんだ

I'm takin' over you(僕が君を支配してるんだ)

推し(グク)が切なく紡ぐこの歌詞で、垂直に墓入りしました。
なんつー歌詞書くんよ…
このフレーズ閃いたの誰なの…教えて…(頭を抱える)

推しの色気に殺戮される…黒服グクはあかんて…!

笛を吹いて子ども達を永遠にさらってしまった男を描いたドイツの伝承「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフにした楽曲。
BTSは笛吹き男で、ARMYはそれについていってしまう危うき者たち。
「誘惑する者」という別名そのままの、おそろしい楽曲です。

推す側が推し活を語るのはよく見るけれど
推される側がその耽溺ぶり、危うさを言語化したのを、人生で初めて見た気がします。

耽溺の解像度を高める、セクシーなラップライン

バラード曲はボーカルラインのものと思いがちだけれど、ラップラ3人のパートも色っぽくてとても好き。素敵。

ナムさんパート最後の「いい子だよ」に射抜かれる

見た動画、写真、Twitter、
V Live、Bon Voyage
わかる、好きなのはどうしようもないんだよ

もういいよ、MV解釈は後にして
どうせ僕の写真は君の部屋にたくさんあるだろう

推しに、ファン(私ら)の行動を読み上げられるのって、なんとも言えない気持ちになりますね…。
そうなんです、好きには抗えない。
あと、ナムさんのTwitterの発音(トゥイッター)が好きです。

別ステージのベレー帽ユンギもかわいかった

もしかしたらそうかも、俺は少し危険
君を導く笛吹き男のように 俺は君を試す
わかっていながら惹かれてしまう 禁断の果実のように

ユンギよ…(再度頭を抱える)
なんとなくユンギパートの一人称は、「俺」にしたい気持ち。
推しが自らを「危険な存在である」と明言していることに、胸がいっぱいになります。
ふだんの剃刀のような高速ラップも大好きだけれど、ユンギ沼堕ち曲「Seesaw」を思わせる、低くてまろやかな歌声がたまらない。

ここのホビ、本当にうつくしい。髪形も服装もスタイリング500点

僕の笛はすべてを引き寄せて その音は君の胸を焦がす もっと
惹かれて反応する君
絶えず息を吹き出して 
僕は君のguilty pleasure 抜け出せない Never

guilty pleasure=後ろめたい喜び
もうあかんて…
背徳の喜びほど、抜け出せず、甘美なものはない。
「息を吹き出して」のところで、息をふうっと吹きかける仕草もとにかく色っぽい。
ホビペンの皆さん、息できたんでしょうか。

ボーカルラインは言わずもがな

私は彼ら(テテ)のビジュ→ダンスの順でハマったので、高難度ダンス曲が好きで、バラード曲はほぼ見てこなかった。

だから、彼らの声がこんなにうつくしくて、こんなに悩ましいことに、気づかなかった。

皆最高だけど、こういう曲のジミンちゃんはまずい。とてもまずい(語彙力)。
耳元で囁かれているようなウィスパーボイスが妄想をかきたてる。

「僕甘いでしょ」がぴったりすぎるんよ

罰を受けてるわけじゃないでしょ
僕は君の楽園
今さらもがいたって無駄だよ
(僕を拒むな)

テテのビジュも爆発。てろてろシャツ本当に似合う

少しの危うさと、とびきりの甘さで
ARMYを罪深き沼へ誘う7人。
次から次へと繰り出される、思考をなし崩しにするキラーワード。

そうさ 僕はちょっぴり危険
僕もこんな自分に耐えられない

もしも僕が君をダメにしてるんだとしたら
僕をゆるしてほしい
君は僕なしで生きられないから

…だから、この歌詞閃いたの誰なのよ、教えて(2回目)。
こんなにハッキリ「僕なしで生きられない」と断言されてぐうの音も出ない、甘くて後ろめたい喜び。
たった4分の曲なのに情緒をかき乱されすぎて、すんんごく疲れたのを覚えている。

伝説のシーンでさらに思考停止

そして後半、伝説のこの歌唱シーン。

顔面偏差値のうつくしき殴りあい

BTSの距離感バグは見慣れていたのに、ものすごく驚いたのは、テテと向かい合って悩ましくて踊る相手がジンだったからだと思う。
テテはまぁ…マンネラ相手にこういう色っぽい絡みシーンをよく見るけれど、ジン相手は当時の私はあまり見たことがなかった。

ビジュアル爆発の2人が向き合って、肩に手を置いて、骨抜きにする歌詞を歌う姿。
韓国語がわからなくて、逆に良かった気さえする…。あまりにもうつくしくて想像を超えたものを見ると、人って思考が止まる。
この時もその感覚を味わった。
萌えすぎて、心臓がまろびでるかと思った。
BTSは軽率にその感覚を味わわせてくるので、本当に気が抜けない。

元々テテジンコンビが好きだった人は、初見でこれを見た時どんな感情になったんだろう…。

流し目が最高。おとなになったね…

私の癖(へき)がだだ漏れだけれど
この曲はこうやって狂わせ、惑わせるための曲なんだ。だから仕方ない。
ダンスも沼、バラードも沼で逃げ場がない。

本当はdimpleとLove Maze(最近知って頭抱えたソング)についても書きたかったけど、また別の機会に。
癖だだ漏れ文にここまでお付き合いしてくれた方、本当にありがとうございます!

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