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息子との会話は短く、私の思考はなが〜く

すごく久しぶりに息子からラインが来た。
話題はいつも「カネ」のこと。
威勢よく家を出て行ったくせに、お金の話になるとしおらしくなるのが不思議です。

こっちも言いたいことはあったけど、ちょっとしたことで変なスイッチが入ってしまうから、「お金入れておいたよ」だけ伝えた。
すると、「ありがとうございます」「すみません」と返信。半年ぶりくらいの会話がそれで終わる。

でも、困ったときに私たちを頼ってくれるのはいいこと。これが誰か他の人だったら大変。だから、これで良し。

最近、親子で買い物している姿をよく見かける。遠くから見ると、イケメンと彼女かなと思うけど、近づくとお母さんだったりする。紛らわしい。確かに、最近のお母さんは若いよね。

うちの息子も近くにいたら、どうだったかな。いや、きっと歩かないだろう。「やめて、キモイ」って言われるだけ。

私も親と歩くのが嫌だったから、気持ちはわかる。


本箱と気持ちの整理


今日少し仕事をした後、片付け。
本棚を整理してたら、「そういえば、この本一生懸命読んだな」と懐かしくなって、つい読み返してしまった。

10年も前の本。

出世には興味はない。でも、レアでなきゃ意味がないと思って、子育ての合間にキャリアを考えていた。そして出会ったのが、この本です。

ビジネス書って夢物語が多いけど、この本は違った。未来の自分にワクワクしながら、やるべきことを頭の中で整理したのを覚えてる。

1%の人。

99%の中の一人じゃ、誰でもできる仕事を分け合うしかない。集団で何かを作るのは苦手。みんなで「えいえいおー!」っていうのも嫌い。

自分にしかできないことをやりたい。夢でも見てるの?って言われるけど、耳には入らなかった。

だってあれでしょ?会社ってみんなの意見の真ん中あたりで話を進めて、顔色をうかがって、悪くないのに謝ったりするでしょ。上司に好かれて、いい気分にさせたら出世できる。私の経験ではそんな感じだったから。

でも、それが楽しいならいい。給料が上がったらラッキーだし、楽しく仕事をしている人がいれば周りも良くなるし。

私はそういうのに興味がなかった。
自分はこう思う、ということを表現したいから。

もし私が上司だったら、なぜそう思うのか聞いてみるけどね。面白そうならやらせてみるけどね。でも、会社ってそういうところじゃないよね。

頑張ってみたけど、ダメでフリーランスになった。今では「独立志向」なんて言われるけど、少し前は「チャラい」扱いされることもあった。

それに、女だし、子供もいるし。「好きなことをして、小遣いを稼ぐ優雅な人」なんて思われたりもする。

今でも「優雅」な印象はある。「旦那さんは何してる人?」「お父さんの仕事は?」なんて聞かれる。(夫は会社員。父は公務員。母はパート。)

でも、それは関係ない。私の努力でここまで来た。それがなかなか伝わらないのが残念。まあいいや、努力してこなかった人にはわからないだろうし。

思考ができる人、できない人、そういうところで分かれる。若い人はうんと可能性があるよね。今やっていることが未来につながるのが楽しみだし、すごく期待をしています。

もちろん、自分も期待されたいな。

だからやるんだよ〜


どこかに行きたい

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