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徒然諸々   ブラボー!

 あと一日、いや正確に言えば一・二ヶ月早く2022カタールW杯があり、日本代表の快進撃があったならば、長友選手が試合後に叫ぶ『ブラボー!』が、「新語・流行語大賞」にノミネートされ2022年の年間大賞を『村神様』と競っていたんじゃないかな。使い勝手の良さから、またヤクルトファン以外、野球ファン以外にも訴求する感じがするので『ブラボー!』が大賞を取っていたかもしれないと思うと、少し皮肉を感じつつ、少し残念に思うよ。

 ちょっとだけサッカーを長年観てきた者として、あの、堂安選手がゴール前にセンタリングをして流れ、三苫選手がセンタリングを返したボールのVARの判定について補足を書きたいと思います。
 あのゴールラインギリギリのボールの位置は日本代表を助けた訳ですが、あれを導入する切っ掛けは、90年代、2000年代に大活躍したイタリア代表GKのジャンルイジ・ブッフォンやドイツ代表GKのオリバー・カーンなどが、相手が放ったシュートを空中でキャッチまた掻き出してゴールさせないという華麗なるプレイを連発した為に、ブッフォンやカーンがゴール枠から外へセーブしたボール(ゴールネットを揺らさなかったボール)はノーゴールだろうという、相手チーム、相手FWにとって困った事態が頻発したのが切っ掛けだと思います。ゴール枠内の線を(もしくは面を)完全に通過した時点でゴールとして認める。その後に空中にあるボールを掻き出してもノーゴールには成らない。一点を認めるといことになった。しかし、レフリーやラインズマンがいくらしっかり見るように努力しても限界がありました。ならば公平と厳密を記するために機械を導入しようじゃないかとなった。と思う。
 まだ今回のワールドカップではゴール枠内の空中にあったボールが、ゴールなのか、ゴールではないのかと揉める場面がないから、日本の地面を転がるボールがゴールラインから出たとか、ボールの面がゴールラインと一㍉だけ重なっていたからセーフだとか、長閑のどかな議論を日本を始め世界中のサッカー解説者やスポーツ記者が出来ているんです。"戦争"にならないでね。あれが仮に田中選手のゴールをスペインのGKが掻き出した、スペインにDFがゴール枠中からクリアーしたとかなると例年のように揉めるんだよね。ゴールしたか、クリアしたからノーゴールかとね。選手も監督も会場のサポーターもねw
 田中選手のゴールはきれいに決まって良かったよ。


 日本頑張れ!   クロアチアはたぶん強い。負けてもおかしくない。
 でも、スペインやドイツより強いということはない。チームとして隙はないが、精神的にイラチなチームなので、イライラさせると負のスパイラルに勝手に陥って自滅してくれると思う。それには日本が先に二点くらい先制して、クロアチアを長い間得点無しに押さえ込む展開にすると良いと思う。多少ダーティーにプレイする処があるから、日本代表も負けずにダーティーなプレイをすると良い。ユーゴスラビア内戦以来、旧ユーゴスラビア各地域のサッカー選手は戦う集団という意識があるので、イライラをすぐに興す。そして自分たちのサッカープラン思い通りにいかないと爆発してしまう。日本をダーティーなプレイをしながらもクールに戦えばいい。
淡々と淡々と戦えばいいんじゃないか。気付けば勝っていたとなると思う。

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