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「良い会社」とは。14年間考えた答え

弊社は、創業したその日から14年目の今まで「沖縄でもっとも良い会社をつくる」というビジョンを掲げています。
3年目に目指せた良い会社の形、10年目に目指せた形、そして14年目のいま目指せている形は少しずつ成長したり、変わっていったりしていますけど、これまでブレることなく一心に願い続けてます。

いま僕たちが考える「沖縄で最も良い会社」とは。
「最も」という以上、沖縄の経済史に残るような会社でなければいけない。
それは、すごく利益が出れば良いのか、デカければ良いのか、給料が高ければ良いのか、、、それでは単なる良い会社にひとつに過ぎません。

僕たちの会社があったから、県内の99%以上を占める中小企業の経営が変わった。人口の70%を占める中小企業で働く方々の生活が変わった。日本中を見回しても沖縄の中小企業は異様に強いと言われる未来。
そういう変化の起点になることが、僕たちのビジョンのゴールだと考えています。

僕たちは特別な会社ではありません。僕も特別な経営者ではないし、普通の延長線上にある会社だと、ずっと思ってます。そして実際にそうです。
そんな僕たちが、地方の一中小企業が、地味でも地道にでも大きな利益を出せるようになり、上場企業にも勝るような待遇を用意し、全国でも戦えるような会社になれるのなら、それは僕たち以外の特別じゃない地方の中小企業でもそれができる証明になると考えています。

僕たちは、以前から継続して経営方針や決算を開示していますが(誰得)、それをご覧いただけばわかるとおり、本当に特別な会社ではありません。しょっちゅうコケてます。

だからこそ、僕たちが出す結果には意味があるし、僕たちが成長することには価値があると思ってがんばっています。

いま経営を頑張っている若者、いまから起業をする若者が「あいつらにできたことは俺にもできる」と思うこと、「俺ならあいつら以上にできる」と思うこと。
おそらくシリコンバレーで、渋谷で起こったであろう「やるのは俺だ」という当事者意識の連鎖が、沖縄で、スタートアップやベンチャーだけではなく、大多数を占める中小企業で起こることを目指してます。
そういう会社になりたいと願ってます。

そして、従業員から搾取しなくても利益は出せる。無理な節税よりも成長を目指した方が世のためだし自分のためだ。給料を払うのは損ではなく得なことだ。という経営が沖縄の中小企業のスタンダードになることを、目指してます。

いまのところ、まだまだです。
本当にまだまだなんですけど、さすがに14年もあったので、少しずつ出来たことが積み上がりましたし、いまから出来ることも増えました。
でも、まだまだです。
頑張りたいと思ってますので、見守っていただけると幸いです。

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