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iLLO はこんな想いで作っています

コティスエルトの矢野です

今日から、iLLO のブランド企画・担当としてニュートラルコスメブランドiLLO の誕生秘話や開発の裏側、化粧品企画・開発のことを少しずつご紹介していこうと思います。

どうやって化粧品をつくっているの?とか、
色はどうやって決めているの?とか、
製造は韓国?だけど韓国コスメじゃないの?とか
バラエテショップにはどうやって販売を開始できたの?などなど、、、、

結構みなさん気になってくれていたり、実際に質問をいただくので、iLLO を企画してから1年たっていますし少し振り返りも込めながら、ブランドのことをもっと知ってもらいたいという想いを込めて、書いていこうと思います。

そもそも、なぜ性別の垣根を超えてメイクアップを楽しんで欲しい。
というメッセージをこめたブランドを作ろうと思ったのか。
というところから書いていくと、

自分の会社を設立する前は、化粧品会社に新卒で入社しブランド担当として仕事をしていたので、日頃からメイクやコスメの話題に囲まれていました。
そうして働くうちに、1年くらい前から感じる様になったのは化粧品に明確に男女の区別があることでした。肌質に差はあれど、メイクってもっと気楽にもっと楽しく、もっと自由なツールであるはずだよね。
男性だからこれ、女性だからこれ。に縛られるものじゃないよね。

と強く感じるようになってから、ジェンダーにとらわれずにメイクを楽しんで欲しい。を発信できるブランドを作りたいと思うようになったのがiLLO誕生のきっかけです。ジェンダーレスなブランドがあってもいいじゃないか!と。

それで、会社をやめて自分の会社コティスエルトを設立し化粧品を作ることにしました。

まず最初に初めたのは、市場調査から。
メンズコスメのブランド、ジェンダーニュートラルをコンセプトにするブランドを日本だけではなくアジア、からヨーロッッパまで、様々な国のブランドを見つけてきては実際にネットで購入し、試して見る。ということから始めました。
商品だけではなく、SNSを使って実際に美容に興味のある男性やメイクを取り入れている方々を集めた座談会を開催したり、直接お話を聞いてみたり。
という基本的なことからはじめ、どんなアイテムだったら女性だけではなく男性も手に取りやすいだろう…これだったら使って見ようと思ってもらえるだろうか?デザインは?ブランド名は?ビジュアルは?価格は…???と、

一つ一つ、良い商品を作りたいという想いでブランドの全体を決めて行きました。

ブランドコンセプトや、アイテムの大枠ができたら本格的に製品化を目指します。製造会社へ、サンプル依頼しないといけません。
こんなブランドを作りたいんだ!と。それを叶えてくれるOEM(製造会社)さんを探すことに。
化粧品を作るためにはやはり、お金がかかります。
これくらいの価格で、iLLO を販売したいというのももちろんあります。
製造の費用や、実際に想い描いている商品は実現可能なのか?ここにお願いできるのか?など簡単に決まるものではもちろんなく…
価格を出してもらっては、これは無理だ…となったり。
そもそもこの処方では製造ができない、と断られたり。
iLLO の大事なパートナーを見つけるのにもかなり苦労しました。


その中から、iLLO は、日本のOEM会社と、韓国のOEM会社へブランドの相談を行い、製品化に向けて進めていくことに。

次は商品開発の裏側、アイテムのこだわりを合わせてご紹介しようと思います。


という内容で次の記事を書こうと思います。


次の記事→ iLLO の商品開発はこんな感じで進めました!!