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ドラえもんを読んだらタワーマンションが買えた。02

のび太がどうやって大金持ちになれるのか?


なぜ「のび太」が大金持ちになれるのか?そのきっかけはこんな会話でした。

私:「日本語が上手ですね。」

大富豪馬氏:「日本に5年いたからね。」

マレーシアの公益法人の理事長で大富豪の馬氏は、若かりし頃、日本語を学ぶために、子供が読んでいた「ドラえもん」を日本語で読んだそうです。漫画なら絵もあるので、意味が完全にわからなくても内容が理解しやすいからです。

奥さんが4人いる

驚きの告白

「あなた、ドラえもん知ってる?」と彼が聞いてきました。
もちろん、知らない日本人はいないでしょう。
「僕ね、ドラえもんを読んで今の商売を思いついたんだ。」
え?

話のポイント

1970年代、マレーシアから日本に留学できるのは、一握りの秀才かお金持ちだけでした。留学から帰れば普通に暮らしていけますが、全ての留学生が成功者になれるわけではありません。日本に残っても成功のチャンスは限りなく少ない。
多くの中国人は、華僑として自国以外で成功していますが、日本は閉鎖的でアジア人には成功が厳しいと言われています。でも、それは本当の理由ではありません。
彼によれば、日本人は皆「出木杉(できすぎ)くん」だからです。

出木杉くんと日本人

出木杉くんは、のび太のクラスメイトで、学業優秀、スポーツ万能、誠実な性格で見た目も良い、完璧な優等生です。
日本人は勤勉で、毎朝の通勤ラッシュにも負けず、よく働きます。そんな中で、彼は自分が目立つのは難しいと感じたのです。

中国人がアジアで成功する理由は、アジアの大半の人が「のび太」だからです。
のび太の中で一生懸命働けば、そこそこ成功する。それが華僑の成功の秘密です。周りが出木杉くんだらけだと、成功は難しいのです。

ここがこの話のミソなのです。

彼が考える1970〜80年代の日本人は・・・
出木杉、出木杉、出木杉、のび太、出木杉、出木杉、スネ夫、出木杉、出木杉…

ちなみにその当時のアジアは…
のび太、のび太、のび太、ジャイアン、のび太、ジャイアン、のび太、のび太だったそうです。

のび太の秘密道具

彼は、日本に留学して得た技術を「ドラえもんの秘密道具」にしようと考えました。そして、出木杉くんになる人生を捨て、のび太になる決意をしました。そうすれば、秘密道具を使って成功できると信じたのです。
この考え方を持てば、誰でも秘密道具を持った「のび太」になれると言います。少なくとも、私はそうでした。
次回は、もっと詳しくお話しします。

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