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白黒乃犬見習将校の体験/こういう複雑な話しはただ構成するだけで小ミスも目立つChatGPT

・原案 白黒乃犬が書いてます。

 第2巻目を捲っているところにシロネコが来ます。
 ロピ子は「ママ、なんか紙が挟まってたよ」と百科事典のページに挟まれていた紙を渡します。
 その紙に目を走らせたシロネコの表情が一気に暗くなり、それに気付いたロピ子が「ママ、何書いてあるの?その紙」と聞くと、シロネコは「この紙はね、ドナウ王制国の陸軍の公式便箋なの、そしてね、パパの字で『司令部宛(至急)これにて無線機を破壊し部隊は適時に撤退す、東風力3、曇天、祖国よ我が祖国よ』って書いてあるのよ。
 これはパパが若いときの見習将校時代に属した大隊が大きな損害を3ヵ月植民地戦争で受けて、唯一生き残った見習将校だったパパが、この電文を送って、生き残った兵士をまとめて撤収したときのなのよ」と説明しているところへ大学での講義を終えた白黒乃犬が戻り、「ああ、ロピ子、随分古い物見つけたね」と白黒乃犬は言います。
 そして白黒乃犬はロピ子とシロネコへ「その電文は『無線機を破壊し』というのは無線機及び暗号関係を焼却処分する時間はあり、遺憾なく処分するという報告であり、『適時』というのは敵の出方によっては即時もしくは夜間に撤退を発動するという予告を司令部に通知することで、司令部は収容陣地という大きな被害を受けた部隊を収容し、傷病者受け入れの野戦病院の準備をお願いすることなんだ。
 それと、戦争と気候は大きな関係があるので、最後の最後まで現状地点の風力と天候を報告するのが決まりなんだよ」とマイヤー百科事典の2巻から出てきた軍用便箋に書いた文書の説明をする白黒乃犬の会話形式の物語

・展開 ChatGPTが生成

 ロピ子が渡した紙に目を通し、シロネコの表情が暗くなるのを見た白黒乃犬が戻ってきました。
 彼は興味津々の表情でロピ子とシロネコの様子を見つめ、その後、言葉を発します。

白黒乃犬:「ああ、ロピ子、随分古いものを見つけたね。それはドナウ王制国の陸軍の公式便箋でしょう?」

シロネコは黙って頷き、白黒乃犬が続けます。

白黒乃犬:「この電文は『無線機を破壊し』というのは、無線機や暗号関連の機材を焼却処分するということを意味しています。時間的には十分な余裕があるようですね。そして『適時』というのは敵の出方によって即時もしくは夜間に撤退を発動するという予告を司令部に通知することを意味しています。司令部は収容陣地として、大きな被害を受けた部隊を収容し、傷病者の受け入れを行う野戦病院の準備をお願いするのです。」

シロネコとロピ子は興味津々で白黒乃犬の説明を聞きます。

ロピ子:「なるほど、パパがこの電文を送ったのは、若い頃に参加した植民地戦争で大隊が大きな損害を受け、ただ一人生き残った見習将校だったからなんですね。だから、生き残った兵士を探し、適切なタイミングで撤退するための通知をしたんです。」

白黒乃犬:「その通りだよ、ロピ子。そして戦争と気候には大きな関係があります。だから、この電文では最後の最後まで現在の風力と天候を報告することが決まりなんだ。それが司令部にとって重要な情報なんだよ。」

ロピ子とシロネコは真剣な表情で白黒乃犬の説明を聞きます。戦争という厳しい現実に触れながら

・評価 白黒乃犬が書いてます。

 最初から「ロピ子が渡した紙に目を通し、シロネコの表情が暗くなるのを見た白黒乃犬が戻ってきました。」という時系列が滅茶苦茶になっていて・・・マイヤー百科事典第2巻をめくっていたロピ子が公式便箋を発見し、シロネコに見せるとシロネコが顔を曇らせる(実のところ、この3ヵ月植民地戦争の話しは数パターンある)ているところに白黒乃犬が戻ってきて・・・という展開が原案であり、そこが間違えられています。
 それとロピ子が随分と達者に話している・・・4歳児黒仔ネコが・・・
 ただ、導入だけがミスっているので評価は85点A評価とします。

・追記 白黒乃犬が書いてます。

 この3ヵ月植民地戦争の話しともう一つの植民地獲得戦争の話しがあり、どう読んでもドナウ王制国は18世紀のような植民地獲得に血道をあげる帝国であり、周辺も似たり寄ったりの帝国主義国家ばかりです。
 それと、白黒乃犬は職業軍人ではなく、男子中高等学校という一種のギムナジウムで学び、そこで予備役将校養成課程に入り、熱心に学んでいます。
 いわば、ギムナジウムの6年間で兵士としての基本動作、火器の分解結合、中隊レベルでの野戦行動、初歩の戦術などを学び、ドナウ王制国大学1年生のときに最初は8ヵ月の兵営での短期現役兵として生活し、その後、1年間見習将校として所属連隊で訓練を受けるという1年志願兵制度(一定の学歴をもつものの予備役将校養成コース)を参考にしたものとなっています。
 幸か不幸か白黒乃犬はこの1年見習い期間に3ヵ月植民地戦争へ所属連隊が動員され、従軍する経験をしています。
 しかし、ひどい負け戦であったにもかかわらず、白黒乃犬は特段、ネガティブな感情を持つことなく、出来る範囲で戦場にて働いています。
 むしろその戦争で金十字勲章を受けるなどしており、この植民地分捕り合戦という時代背景もあり、皇女の三女であったシロネコは結婚相手に選ぶ基準としてそこも入れています。


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