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しまねヒト・モノ・コト体験ツアー 事後レポート #竹本菜穂

「将来についてじっくり話せる同世代との出会い」

東部ツアー参加者:九州産業大学生命科学部4年 (松江西高校出身)

まちのワーキングスペース「オトナリ」で社会人の方と交流する様子(雲南市)

 しまねヒト・モノ・コトツアーは友人に誘っていただいたのが参加のきっかけです。島根の学生コミュニティを広げたい、又はこれからコミュニティを作っていきたいと思っていたので、同 年代の仲間が広がるきっかけになると思い参加しました。島根出身とはいえ、地元の企業や暮らしている人々のことを知らなかったので、少しでも自分の視野を広げたいと思い参 加しました。

多様な大人の方との出会える空間

 ツアーのなかで印象に残ったのが、2日目に訪れた雲南市にあるコワーキングスペース 「オトナリ」で一般社団法人umiの代表理事 山下実里さんやソウルドアウト株式会社の梅 澤宏紀さんやココロコの梶谷知世さんのお話です。これまで雲南市に行く機会がほとんど なくどんな街なのか行くまでは本当に知りませんでした。今回、3人の大人からお話を聞くな かで、雲南は街全体をキャンパスとして、子供から大人まで学べる環境があるとても素敵な活気溢れる街だと感じました。

 特に山下さんは、女性でIターンして雲南で働いておられて、地元ではなくてもその街のことを大好きになり、街のために楽しく働くことができるんだなぁと思い、私もそんな素敵な女性になりたいなと思いました。また、地域づくりには正解が無く、その街に合わせて街づくりをしていくことが大切だと感じました。ただ、活気溢れる街にも共通していることは、地域が大好きで、意欲に満ち溢れている大人や学生がいること、そして若者も高齢者も関係なく、同じ輪の中にいることだなと思いました。とても温かい空間でした。そんな関係性や場所創りができていて本当にすごいなと感じました。また、田舎な島根県でも、2拠点生活やIターンされている方など、働き方があるのだと知ることができたのはとてもは良かったです。

 今後「オトナリ」開催されるイベントにぜひ私も参加したいと思いました。実際に参加するこ とで、新しい気付きが沢山あるだろうし、新しい刺激を受けたいです。そして、地元の人との繋がりをつくりたいです。

外から見たまちのワーキングスペース「オトナリ」(雲南市)

同世代の仲間と出会うことでの刺激

 ツアーでは、訪問先の地域や社会人だけでなく、同年代の仲間からたくさんの刺激をもら いました。起業を目指している学生や、実際に自分のプロジェクトを進めている学生、そして 就職を決めている学生など、様々な活動をしている同年代の仲間から学ぶことは沢山あ り、自分の将来についてもう一度考えるきっかけになりました。 私は地元で事業を起こしたいと思っていますが、具体的に需要やニーズを考えていな かったので、本当にこれでいいのか、と悩むことが増えましたが、このツアーがあったからこそ、もう一度自分と向き合える時間が作れました。

 今回は素敵なツアーを企画していただきありがとうございました。県外の学生とは繋がることはあっても、島根県内の学生と関わることはほぼ無かったので、地元の学生と繋がることは自分の力になるなと感じました。身近な周りの人を巻き込んでいくことが大切だなと思 いました。

<島根出身の学生や、後輩へのメッセージ>

 私は、高校生まで部活動をずっとしていたため、勉強を疎かにしていました。少し後悔し ています。高校生の時の進路選択で、もっと自分の将来のことをしっかり考える必要があり ました。将来のことって言われてもピンとこないし、何がしたいか分からない、だから私はと にかく島根を出たくて大学を選択してしまいました。もし高校3年生の自分に戻れるなら、大 学に入ってなにをしたいか、どんな環境なら楽しく勉強できるか、どんな自分になりたいか 少しでも考えたり、仲が良い大人に相談したりしたいなと思います。一つだけ言えることは、 島根県はとっても良いところです!県外に出たら島根の魅力にハマりますよ!

美保神社でお参りする様子(松江市美保関町)

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最後まで読んでいただきありがとうございました🌿

ルーツしまねの詳細は下記のURLをチェック!

https://www.roots-shimane.jp

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