里山の知恵を世界につなげる
ROOTSのフェイランです。
都会から京都の里山-京北-に移り住み10年が経ちました。250年の歴史ある茅葺古民家に住み、そこにあたりまえにある「自然と共に歩んできた先人の暮らしの知恵」に触れました。都市で生まれ育ち「経済活動と消費」が日常生活だった私には、里山の暮らしは大きな価値観の転換をもたらしてくれました。それは都市に住んでいた頃には持っていなかった体感値。自分の生活と自然やご近所との関係には、広い範囲でグラデーションがあり、その営みが影響する領域・視点・感じ方を頭ではなく体感として、言葉ではなく経験を通してその意識を暮らしながら、まるで根を生やすように神経が土に広がっていきました。
水の使い方、草刈り、山の掃除など、人々の意識は経済活動を軸にした暮らし方とは違い、それらは「情報」ではなく身体で体験しながら理解できていく価値観。この「観」をどうやって伝えればいいか?またその価値をどうやって次世代と共にデザインし、地域が元気になる事業として繋いでいくか?
ROOTSとして中山 慶とともに会社を立ち上げ、進みながらカタチになってきた私たちのビジョンや、それに共鳴してくれた国内外のパートナー、「共に創りたい景色」を伝える- ROOTS COMPANY CATALOG -ができました。
ページを開く瞬間から、私たちの「思い」が伝達すると嬉しいです。
そして共鳴してくれる仲間と一緒に、次の景色を創りたいです。
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