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【大阪】2015年4月 ➂ 四天王寺 六時礼讃堂

中心伽藍も素晴らしいですが、
この、六時礼讃堂でしょう!

六時堂(重要文化財) - 
六時礼讃堂とも呼ばれる。
中心伽藍の北に位置する。
入母屋造、瓦葺き。
元和9年(1623年)徳川秀忠による建立。
以前の六時堂が焼失した後、
椎寺・薬師堂(境内北西、
大江小学校付近にあった)を
移築したものである。
椎寺とは
天慶6年(943年)に建立された
四天王寺の別院であり、
薬師堂(薬師院)と
普門院(現・元三大師堂)からなっていた。
六時堂の堂内には
薬師如来坐像と四天王像が安置されている。西国薬師四十九霊場第16番札所。

境内中央に位置する雄大なお堂で、
昼夜6回にわたって
諸礼讃をするところから
六時礼讃堂の名があります。

薬師如来・四天王等をお祀りしており、
回向(供養)、納骨等を行う
当寺の中心道場でもあります。
入口には賓頭盧尊者像や
おもかる地蔵が祀られ、
独特の信仰を集めています。
修正会・聖霊会などの大法要は
このお堂にて行われます。

薬師如来は、
薬師瑠璃光如来ともいいますが、

薬師本願功徳経では、
薬師如来は
東方浄瑠璃世界
(瑠璃光浄土とも称される)の教主で、
菩薩の時に12の大願を発し、
この世門における衆生の疾病を治癒して
寿命を延べ、災禍を消去し、
衣食などを満足せしめ、
かつ仏行を行じては
無上菩提の妙果を証らしめんと誓い
仏と成ったと説かれる。
瑠璃光を以て
衆生の病苦を救うとされている。

無明の病を直す法薬を与える
医薬の仏として、
如来には珍しく現世利益信仰を集める。

瑠璃、または琉璃(るり)は、
仏教の七宝の一つ。

『無量寿経』においては
「金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、
硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、
瑪瑙(めのう)」

『法華経』においては
「金、銀、瑪瑙、瑠璃、硨磲、真珠、
玫瑰(まいかい)」
とされる。

瑠璃とは、青色の宝玉で、
アフガニスタン産ラピスラズリ
推定されます。


瑠璃といいますと、
わたしが毎年参拝している、
金峯山寺のご本尊さま、
金剛三体蔵王権現さま。

画像お借りいたしました。
この瑠璃色も、ラピスラズリと
言われています。

六時 とは

六時を知らせる鐘を六時鐘、
六時のお勤めをするお堂は
六時堂と呼ばれています。

ほぼ、外来種のミドリガメでしょう。
池の掃除もしていただきたいなあと、
思いました。

栴檀の実

薬用植物の一つとしても知られ、
果実はしもやけ、樹皮は虫下し、
葉は虫除けにするなど、
薬用に重宝された。
サポニンを多く含むため、
人や犬が食べると食中毒を起こし、
摂取量が多いと死亡する。

順応性の高い種であり、
原産地のヒマラヤ山麓のほか、
中国・台湾・朝鮮半島南部および
日本などの乾燥した熱帯から温帯域に
分布する。
日本では、本州(伊豆半島以西)、
伊豆諸島、四国、九州、沖縄に分布する。
温暖な地域の、
海岸近くや森林辺縁に多く自生する。
核(種子)は数珠の珠にする。

沖縄県に自生するセンダンの抽出成分が、
インフルエンザウイルスを
不活化させることが報告された。

「栴檀は双葉より芳(かんば)し」
ということわざが存在するが、
これはセンダンではなく
ビャクダン(白檀)を指す。

清少納言が『枕草子』のなかで、
センダンの花を
「楝(あふち)の花いとをかし」と
書いて称えている。
楝(アフチ)とは、
センダンの古名
である。

時間なく、半分ほどの廻りでしたが、
また、来年と思いつつ、後にしました。

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