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ラーサとヤーサのお話シリーズ絵本「ミロとシャスヤーと雨の国」その14

雨のずっと降らなくなった村のお話。。続き

カエルのミロの体が乾いてきたので、
シャスヤーはお母さん達が3日に分けて飲むようにと置いて行った水を、ミロの体にぬりました。

「シャスヤー、怒らないで聞いてくれるかい?」

と、ミロは言いました。

シャスヤー達が飲み水を分けてくれたから、唯一カエル属の中で生き延びられたこと、

でももうこの夏は乗り越えられそうにないこと、

これ以上シャスヤーの水を自分に使うとシャスヤーの飲み水がなくなってしまうこと、

そして、こうして友達として生きてこられたことがうれしかったこと。。


それを伝えたのでした。。。


続く


戸張碧月

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