ラーサとヤーサのお話シリーズ絵本「ミロとシャスヤーと雨の国」72

怒った水の精に、
水のカーテンで押しやられた

シャーラと小さな水の精のサリア。

二人がいなくなった後、
カエルのミロが、スッと前に出てきて言いました。

ミロ「水の精よ。

聞いてください。

僕はカエルですが、

人間のシャスヤーとその家族に

ずっと命を守られて、

村で唯一生き残ったカエルです。」

そうして、ミロの話は続きます。

続く

戸張碧月

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