毎日応援 28
自分を大切にする、性、その①的な応援されてる話^ ^
自分を大切にする、と言われてもなかなかわからなかった頃、理解するための大きなヒントをもらったのが、わたしの身体を嫌わない、わたしの体の一部や、身体から出る物を嫌わない、という講習だった。
教員免許更新講習を受けた中のe-ラーニング講習。
その講師の先生のオンラインシリーズは、泣いた(T . T)
こんな教師って、ほんとに居るんだ、的な先生だったけれど、
科目は性教育。
今なら、なんにも恥ずかしがらずにわたしも子どもに性の話ができる。
その先生の講座のおかげで。
全く考え方が、根こそぎ変わったから。
大人も、性に関して、日本では言葉や名前や行為についての説明を恥ずかしくて口に出せなかったりする。
そんなことも、考えなくなった講座の中の
「身体から出た物は汚いものですか?」
というお話。
その先生はこんなことを話されていた。
「女性には生理がある。
月に一度くらい、赤ちゃんを産むためのベッドみたいなものを身体の中で作って、
目的を果たす必要がないと、
剥がれて、外に出されるものが、
生理の時に出る赤いもの。
人の命が生まれるために、身体の中ではあらゆる献身的な準備が行われる。
そんな素晴らしい仕組みが、役割を果たしてまた、メンテナンスと次の準備に入る時に、身体から出るものを、みんな「汚物」と呼んでいませんでしたか?」と。
今はかなり変わったけど、汚物入れ、と、確かに生理用品を入れる物を呼んでいた。
そして続く。
「身体の素晴らしい仕組みを知れば、身体から出るものが、
女性であれ、男性であれ、汚いなんて思わなくなる。
そして、そのことが素晴らしいと知れば、
その素晴らしいものを持っている他人の身体に、むやみに触れることができなくなる。
その人も、素晴らしい仕組みを持った素晴らしい存在だから。
触れるなら、その大切な素晴らしいものを扱う意識で、優しく触れるようになる。
自分も素晴らしい身体、神聖な仕組みを持つ、大切な存在だと思えるようになった時、
他人にも、大切に扱うように触れる事ができる。
だから、まずはあなたの体の仕組みを知って、どれだけ素晴らしいものをあなたは持っていて、
だから、あなたの身体から出るものは全て汚物、汚いものではないんだ。
それを知ってほしい」
と。
これは、じわじわ後から、またジャブのように効いてきた。
それから、自分のいろいろなものを汚いと、思えなくなった。
元々、そこまで汚いと思ってなかったつもりだったけれど、違った。
それからはほんとに意識して、感謝と感動するようになったから。
とにかく、優しい男の先生だった。
男子校の、普通の、
エロ本見て、女子への妄想が脳内爆発するような人間だったと話してたけど、
ほんとにほんとに、身体や人を、
そして、自分を愛おしく感じさせてくれる話をしてくれていた。
また、ぜひ続きをシェアさせてほしい^ ^
あなたもわたしも、
あなたの身体も、私の身体も、
素晴らしいんだね。
ありがとうございます。
今日も喜びあふれる安らかな一日でありますように。
戸張碧月
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