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仕事で悩んでいる時に読んでほしい。

今仕事に悩んでいる人へ。
僕もその一人だ。そんな僕は悩みすぎて体調を崩してしまった。

今日は久しぶりに会社に行った。
産業医の先生と面談するためだ。もう体調は回復していて4月からの復職も問題ないと言われた。これで自信を持って4月から職場に戻ることが出来そうだ。

僕がなぜ体調を崩してしまったのか。
それは上司からのパワハラが原因だ。僕の上司はパワハラで社内では有名だった。
僕が入社した時と同じ時に今の職場に異動してきた。上司が前いた職場に同期がいるから話を聞いたことがあるが、その時の職場環境は最悪だったらしい。
だからその同期は僕のことを心配してくれていた。

入社してから2年以上経ってからその心配は現実のものとなった。
去年の10月ごろから腹痛・動悸・不眠と僕の体に不調が出始めた。
最初はあまり気にしていなかったのだが、症状は徐々に悪化していく一方だった。
次第にストレスからか飲酒量が増えていった。もともとお酒を飲むことは好きだったが、それでもだ。飲まない日の方が減っていき、お酒を飲まなければ眠れなくなっていった。
今日は飲まないぞと思い、仕事帰りの買い物でお酒を買わなくても、ベッドに入ってから目を閉じても一向に眠れず、真夜中のコンビニにお酒を買いに行き、飲んでから寝るなんて日のあったほどだ。

そうするとどんどん自分が負のスパイラルにはまっていくのがわかった。

その時はお酒を飲めば、しっかり寝れるものだと錯覚していたが、それはとんだ間違いであるということを後々知ることになる。飲酒をしてしまうと睡眠の質が著しく低下してしまうのだ。通りで当時は夜中に何回か目が覚めてしまっていたわけだ。

2月になってから心療内科を受診して「適応障害」と診断を受けるまで僕はお酒を飲むことをやめられなかった。

それはなぜか。

お酒を飲んでいるときだけは職場での嫌なことを忘れられていたのもある。

だが、もっと相応しい理由は誰かとお酒を飲んでいる時に人の話を聞いたり、自分の話を聞いてもらっている時間が楽しかったからだ。人の話を聞けば、自分が知らないことを教えてもらえるし、自分も相手に対して知らないことを教えていた。
また自分の話を聞いてもらっている時は気持ちが楽になった。

けれどお酒を飲んでいることは根本的な解決にはならず、どんどん苦しい状況になっていった。別にお酒が悪いわけではないが、根本的に自分の中の問題を取り除かなければ、真にお酒を楽しむことができなくなっていた。

話が少し逸れてしまったが、大事なことを言いたい。今仕事で悩んでる人がいるならば、その人に言いたい。別に逃げたっていい。大抵の会社は休職制度を設けている。そして休職したからといって人事評価に×が付くわけではない。

僕も休職する直前まで仕事を一定期間休むことに抵抗感があった。
だが、そんな僕に父親は言ってくれた。

『今は心が風邪をひいてしまったんだ。普通体が風邪を引いたら休むだろう。それとなんら変わらない。もしかしたらこの先、昇給が少し遅れるとか心配しているかもしれないが、そんなことよりも心がダメになってしまって一生働けなくなる方がいけない。昇給はこれからでも十分周りに追いつくチャンスはあるから。』

この言葉ですごく心が楽になった。

だから、時に逃げたっていい。
長い人生の中での少し休憩時間と捉えてしっかり心と体を回復させるのだ。

あとはやはり、人に話を聞いてもらえると心が楽になる。
中々人に現在の辛い状況を打ち明けるのには勇気がいるだろう。
でも少し勇気を出してみるだけでうんと心が楽になる。

ぜひ1人で抱え込まずに、周りに打ち明けることを勧めたい。

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