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【RoomClip活用事例】暮らしのアーリーアダプターの率直な声を集めて活かせるメディア

住まい・暮らしのソーシャルプラットフォーム「RoomClip」。
私たちは、企業様のマーケティング課題をRoomClipユーザー=生活者と共に解決すべく、日々さまざまなお取り組みを実施しています。
ここでは、RoomClipの企業様ご活用事例として、そのお取り組みの一部をインタビュー形式にてご紹介します。
*本記事は2023年4月時点での内容となります。

インタビューにご協力頂いた方

日本人の眠りを追求した
モノづくりをするオーストラリア発のD2C


RoomClip(以下R):Koala Sleep Japanについて教えてください。

2015年にオーストラリアで創業し、グローバルで展開するホームファニシングのD2Cメーカーです。日本には2017年に上陸しました。日本では主軸であるマットレス、眠りのシーンを中心に商品展開しているのが特徴です。ウェルネスと称される領域でも世の中ごととして取り上げていただくケースも最近増えましたね。

オーストラリア本国ではダイニングテーブルなど、リビングダイニング周りのプロダクトも多くあるんですよ。

R:日本で販売する製品に特徴的な部分はありますか?

アーバンベッドフレームという製品は日本専用に開発したものです。ヘッドボードがないので和室に置いても違和感がなく、奥行きも要りません。サイドもシンプルな作りですので、2台くっつけたりもできるんです。日本は欧米に比べてお子さんと一緒に寝る方が多いですから。ライフスタイルに合わせて考えています。

R:ユニークな製品が多い印象ですが、理由はあるのでしょうか?

おっしゃる通り自社製品はどれも一癖ある、面白く思ってもらえるデザインに注力しており、それを理由にテレビをはじめとしたメディアに取り上げられるケースも多いです。自分達のアイデアで市場を作り、育てていくムードが会社全体にあります。

ユーザーとのコミュニケーションが
大切にされるD2Cのマーケティング


R:D2Cの先駆者として認知されていますが、
ユーザーへのアプローチ方法に直近で変化はありますか?

SNSやオンライン広告、オウンドメディア等でユーザーにアプローチし、直販サイトで購入いただくD2C(Direct to Consumer)は私たちのビジネスモデルの特徴であり、ビジネス系の専門メディアで扱われるケースもあります。

とはいえ最近はオフラインの場を設けることも重視しています。120日間トライアルなどじっくりお試しできるサービスもこれまで整えてきましたが、日本のお客様はまず実際にモノを見ないとそのステップに至らない傾向も実感しているので。表参道のショールームや全国のショッピングセンターなどの場で展開しています。

R:ユーザーとの距離の近さはマーケティングや
開発にも活かされているのでしょうか?

お客様に直接製品をお届けしていることで、ユーザーの声が開発にフィードバックされやすいことが大きいと感じられます。

2021年発売のNewコアラマットレスを作る時も、一般的に日本でのユーザーテストは行なったとしてもせいぜい10回、20回だと思いますが、私たちは100回以上のテストを重ねています。製品づくりのために日本にもプロダクトデザイナーがいて、積極的にものづくりに関わっています。

R:SNSにはどのように向き合っていますか?
どのようなことを指標にしているのでしょうか。

自社SNSの運用には専任のスタッフがいます。TwitterとInstagram、Facebookがありますが、ブランドやプロダクトの認知のきっかけになるクイズ形式のコンテンツや季節と睡眠の関係といった、サービスの性格に合わせたコミュニケーションを作る努力をしています。

インフルエンサーさんへのギフティングなども行っていて、InstagramやYouTubeでリポートをいただいたりコラボ投稿をしたり。クリエイターさんはフォロワー数で言えばすでに有名な方ともこれからな方とも取り組むんですが、結局コンバージョンにつながりやすいのは自分のライフスタイルを上手に伝えられている発信です。

SNSでも外部メディアでの施策でもD2Cの会社らしく、取り組みによってどれだけ私たちのサイトに訪れていただけたかを指標としています。

快適な暮らしについて語る
アーリーアダプターに
アプローチできるのがRoomClip


R:メディアの中でもRoomClipは暮らし系と分類されますが、RoomClipの魅力はどんな点ですか?

RoomClipと出会ったのは2020年ごろで、寝具に感度が高く、ライフスタイルにこだわりのある人にブランドを届けていきたい想いがありました。アーリーアダプターという言い方がいいんですかね。結果として、商品を体験し発信いただくユーザーを獲得できるモニターキャンペーンに取り組み、それ以降は新製品のタイミング等で実施しています。

Instagramを見ているときと比べて、RoomClipはただフォトジェニックな写真がアップされているだけじゃなくて、使い心地とか率直なコメントが書かれているのが特徴的だなと思います。快適な暮らしの実現に投資したい気持ちのある方々が使っていることが伺えます。そのようなユーザーが集まるコミュニティに認知を広げエンゲージメントを強められていることは価値が大きいです。

R:RoomClipでの取り組みに関して社内での反響はありますか?

自分たちでもレビューキャンペーンみたいなものはやっているんですが、特定のメディアでやることでその中のユーザーからヒントを得ることがあります。感想から新しいキーワードが見つかったりして。

RoomClipアワードをいただけたのもそれをきっかけにもう一度お客さまにコミュニケーションできるというのが大きいです。第三者からのおすすめは本当に良い製品だよって言っていただいてることの一つの証明になります。

また、モニターキャンペーンで得たユーザー投稿はストックされた状態の資産でもあります。今後活用を考えていきたいです。SNSは投稿の頻度を維持するだけでも担当者は大変ですしね。公式Webサイトで目にできるようになるのも良いかもしれません。

R:RoomClipユーザーのお気に入りの投稿はありますか?

個人的には、この方の投稿です。私たちのブランドで表現してるスタイルとも重なる部分が多くて。ナチュラルな素材にデイライトなトーンで、選ばれてる家具やインテリアも木製、オーガニックなものが多いところなどがマッチしていますね。

投稿:maoさん Room No. 7012

逆にコンクリート打ちっぱなしの空間にガツンと置いたこちらの感じも素敵ですよね。無機質な感じのお部屋でもナチュラルなファブリックがうまく組み合わされると優しい雰囲気が演出されると思います。

投稿:maiikkooさん Room No. 319320

とは言え、寝室の環境は本当に好みがいろいろあると思います。マットレスはまず機能で選ぶガジェット的なモノだと思うので、寝心地を求める方に、どなたにでも使っていただきたいです。

生活シーンで想起される
家具・寝具ブランドとして、
より広い世代への認知獲得へ


R:今後ブランドが目指す方向について教えてください。

まずはブランド認知をもっと高めていくことです。私たちが第一のターゲットとする20代、30代の方がマットレスでコアラマットレスをすぐ思い浮かべるところまではまだ至っていないと思います。そして、スイッチが起こりやすい商材ではないので新規層の開拓、年齢層も広げていくようなアプローチも必要です。

また、SDGsが世間にも浸透してきましたが、我々のブランドは絶滅危惧種である「コアラ」の名を冠することもあってサステナビリティを意識したプロダクト開発や、売上の一部を自然保護に使うような取組みを行っています。若い世代は社会に対する企業のアクションを製品を選択する上で重要視する傾向が顕著にあるため、伝えていかなければいけないと感じています。

R:RoomClipを活用できるイメージはありますか?

RoomClipさんとは寝具ももちろんですがソファーなど家具の商材で取り組ませていただくのが良いかもしれませんね。感度の高いユーザーの皆さんにホームファニシングのブランドとしての私たちの認知を広げられたら。投稿に添えられたテキストは、家具ではなお重要になると思いますし。

現在オフラインに体験の場を増やしているので、RoomClipユーザーの方のコーディネート案とかレコメンドで実際のお部屋を模した展示みたいなコラボなども面白いですね。新生活の一人暮らしだったらこんなイメージとか、ご家族だったらこういう感じとかやってもらうとか、できたらいいですね。

──本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。



RoomClipは、メーカーをはじめとする企業様に対し、ブランディングやマーケティングのご支援から新商品・新ブランド立ち上げに際する企画支援まで、幅広いご支援を日々行なっています。

  • 新商品やリニューアル時に生活者の声を反映させたいけど何からすればよいだろか…?

  • 新ブランドを立ち上げることになったけど、販路も認知もない…どこから始めるといいだろか?

  • BtoB事業をしていたが、新しくBtoC領域に参入が決まった。だけど商流が違いすぎて何から着手するべきだろうか…

などをはじめ、シンプルなプロモーションだけではないご相談をいただくことが増えております。RoomClipはこれからも、当社ミッションである「人と人、人と企業が繋がる住生活の新しい産業と文化を築く」を実現すべく、
ユーザー=生活者と共に企業様の課題解決を支援し続けます。

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